外水氾濫の対応であれば、自治体発行の「ハザードマップ」を使用して止水板(防潮板)の高さを決めればよいと思います。


但し、内水氾濫の止水板高さの決めるのは難しいです。


過去に内水氾濫で被害に遭われた時の水位がわかる場合には、その水位を前提にして止水板(防潮板)の高さを決定します。


新築物件等で、「まだ被害に遭っていないけど、浸水する時があるらしい」時には、周囲で昔から住んでいらっしゃると思われる方の、建物の玄関の高さ等を参考にします。


止水板(防潮板)の高さが低すぎて、浸水被害に遭っても意味がないですし、止水板(防潮板)の高さが高すぎるのも、考えものです。


当然の話ですが・・・、
①止水板(防潮板)は高さが高いほど、金額が高くなります。
②止水板(防潮板)は高さが高いほど、重くなります。


止水板(防潮板)が重くて、「設置するのが面倒」になり、浸水被害に遭ったと言う、冗談みたいな話もお聞きした事があります。


止水板(防潮板)は、自分で販売していて思うのですが、決して安いものではありません。


「止水板(防潮板)の必要高さ」=「浸水被害に遭わない高さ」+「安心分の余裕」と考えて、

どの位の高さになるのかを御施主様等と御相談をして決めています。


大切なお金です。最低限の投資で「安心」と「安全」を手に入れて下さい。