止水板(防潮板)の種類って、どんなカテゴリーが有るか御存知ですか?
溝に板をはめこむだけの「角落とし」としか言いようの無いものも有りますが…。
脱着式
地下鉄等で多く採用されているタイプ
保管場所から止水板(防潮板)を運んできて、設置するタイプです。
(新築の建物・既設の建物の両方に可能。)
シート式
ゴム引布(ゴムでコーティングされた布)を使った止水板です。
床下にシートの収納ケースを埋設するタイプです。
(新築の建物・既設の建物の両方に可能。但し、地中梁が有る場所への設置は不可)
起伏式
床に埋設した止水板が起き上がってくるタイプの止水板です。
(新築の建物・既設の建物の両方に可能。但し、地中梁が有る場所への設置は不可)
スイング式
開き戸みたいに動かして設置する止水板です。
(新築の建物・既設の建物の両方に可能。)
スライド式
引き戸みたいに動かして設置する止水板です。
(新築の建物・既設の建物の両方に可能。)
浮上式
床から止水板が縦に浮上してくるタイプの止水板です。
(新築の建物のみ:設計段階からの検討が必要)
シャッター式
シャッターの下の部分が止水板になっています。
(新築の建物・既設の建物の両方に可能。)
大まかに、カテゴリー分けをしてみました。
それぞれ、一長一短が有ります。
また、同じカテゴリーでも、各社色々工夫をしています。
同じタイプの止水板(防潮板)でも、各社、比較する事をお勧めします。