私の母が19歳の時に

 

起こった出来事です。

 

母が19歳の時の話なので、

 

私はまだこの世に存在していませんので

 

母から聞いた話です。

 

この年のお正月に、

 

母はT稲荷へ初詣に出かけたそうです。

 

でも、T稲荷は、母にとっては、

 

悪い方角にあったのか、

 

ただただ、それは厄年のせいなのか・・・

 

普通の人では、

 

あまり体験しないようなことを体験したのです。

 

母は当時、

 

母屋ではなく離れで一人で生活をしていました。

 

そこへ、強盗が押し入ってきたというのです。

 

目を覚ました母は、強盗に気付かれて、

 

肩を包丁で刺されたそうです。

 

そして、現金2千円(今で、2万円ぐらいでしょうか)

 

をとられ、そして強姦されそうになったそうです。

 

 

不幸中の幸いか、強姦はされなかったようです。

 

これも厄年のなせる業なのか・・・。

 

それにしても、T稲荷に詣でたというのに、

 

どうして、こんなことが起こってしまったのでしょうか。

 

母の弟さんは、それ以来、

 

T稲荷には行かないと決めているそうです。

 

被害に遭うのも、遭わないのも

 

背中合わせのような気がします。

 

実は、私も夜道を歩いていて、

 

怪しい人につけられたことがあります。

 

私が走ると、後のその怪しい奴も走ります。

 

私は、危険を察知して、

 

勝手に人の家の庭に逃げ込みました。

 

木の後に身をかくしていたら、

 

その怪しい奴は、キョロキョロとその庭を見渡して、

 

そして

 

諦めて、元来た道へと去っていきました。

 

それも・・・

 

確か19か20ぐらいのときだったように思います。

 

全てを、厄年のせいにはしてはいけないと思うけれども、

 

そういう年周りだということを、

 

忘れないでいることも大切です。