その日、私は朝からとてもキビキビと働いていた。![]()
(滅多にないこと?)
何としても、仕事を早く終えて時間通りに「美女会」に行かなくてはっっ!
今回の幹事はヨシリンさん。
オススメの中華料理屋さんがあるとのことで、とっても楽しみにしていたのです。![]()
何やら趣向の変わった店らしい。
「店は予約のみで4人以上じゃないとダメ」
「ときどき黒塗りの車が停まっている」
などなど・・・。
一体どんな店なんでしょう ![]()
土橋で電車を降りて、地図を見ながら店に向かっていると、目の前に見覚えのあるレディが。
「嫁子さ~ん
」
そう、以前アルカフェコナミでお会いした嫁子さんと一緒になったのです。
「どうやって来たの~?」などと2人で話しながら店方向に向かっていると、ほのかに灯りが漏れる店らしき前の道でカメラを構えている2人のレディが。
近づいてみると、凛さんとカヌレさんが店の前で写真を撮っていらっしゃいました。
私はカヌレさんとは初対面。
「はじめまして~」と挨拶しながら、私もパチリ。
ウワサには聞いていたけど、外から見たら「営業しているのかな?」と思ってしまう。
しかも(これも聞いていたとおりだけど)、「準備中」の札がかかってるし・・・。
4人で、おそるおそる、ドキドキしながらガラス戸を開けると、中は満席。
外から見たら、この店にこんなにお客さんがいるなんて、到底考えられない。
中央部の丸テーブルにヨシリンさんがすでにスタンバイ。
今回はmieさんが体調不良のため急遽欠席。![]()
残念だけど、次回は必ず一緒に行きましょうね~!
まずはカンパイ。
せっかくなので、最初から紹興酒をいただくことに。
「古越龍山」という中国では国賓宴会専用の紹興酒。
17度というと、ワインより少し高めなアルコール度数。
飲んでみるととても香りが芳醇で、ベタベタした甘みもなくスッキリとしたのどごし。
今まで飲んでいた紹興酒は何だったんでしょう?
この紹興酒が入っていた箱も見せていただきました。
ちなみに箱を持ってくださっているのは、この店の奥さん。
そう、この店のご主人、奥さんとも、とても感じのいい方。
店の外観から想定した店内の雰囲気とは大違いだったのです。
(「どんな店内を想像してたの?」とツッコミが入りそう・・・)
さて、料理が出てきました。
まずは前菜。
「もち豚のピリ辛ソース」。
どうやったら、豚がこんなにやわらかく、プリプリ感が出るのでしょう?
今まで食べた豚とは、全く違う食材みたい。
この料理だけでも、わたしゃ満足かも。
この後の料理たちへの期待が高まります
同じく前菜。
「蒸し鶏ときゅうりの和え物」。
蒸し鶏、きゅうり、くらげなどのバランスが絶妙!
くらげの歯応えもいい感じです。
続いて揚げ物。
向かって左にあるのは、脱皮蟹(ソフトシェル)の揚げ物。
右奥にあるのは食パンにエビのすり身を挟んで揚げたもの。
このソフトシェルが卵も入ってて、柔らかくておいし~い![]()
今まで生きてきて、ソフトシェルを食べたのは初めて。
ケチャップと塩が添えられていたので、奥さんに
「何につけるんですか?」と聞いたら
「これ、色どりです。揚げ物だけだと色がさびしいので~」と笑って言われたので、私も思わず笑ってしまいいました。
なるほど、そういう使い方もあるんですね~。
・・・とここで出てきました。
ヨシリンさんイチ押しの上海蟹!
よく見る海の蟹とは違い少し小さめだけど、これは上海蟹では2Lという特大サイズらしい。![]()
ご主人が、食べ方を教えてくださいました。
まず、定番の甲羅剥がし。
おおっ!
黄金に輝くミソがっっ!
カニの身側にもミソがタップリ。
その後、蟹をハサミでチョキチョキ。
分解して、食べられるところはしっかり全部食べました。
この間、会話もピッタリと止まり・・・。
上海蟹も初体験の私でしたが、ヘンな臭みもなくミソはクセのないウニを何かで伸ばしたような、クリーミーな味わい。
食べることができて、良かった・・・。
最後はご主人のオススメ通り、甲羅に紹興酒を入れて飲み干しました。
もうちょっとミソ残しときゃよかったかなぁ・・・?
食べ終わった時の手はベトベト。
(私が一番食い散らかしてたみたい・・・)
すぐお手洗いに立って、ハンドソープでしっかり手を洗ったのでした。![]()
続いて出てきたのは・・・。
北京ダックではなく、北京ダック風に牛肉のもも肉を味噌味で甘辛く炒めたものを、白ねぎと一緒に皮でくるんで食べる-という料理。
奥さんが手際良く、皮に具を包んで私達に渡してくださいます。
これまた、白ねぎの歯応えと牛肉の甘辛さが絶妙のバランスで、とてもおいしく食べられました。
料理はまだまだ続きます。
ズワイガニと卵白の炒め物。
カニの身がプリプリで、歯応えもよく、まろやかな味。
私にとって、この料理は絶品でしたね~。
皆さんにも、とても評判がいい一品でした。
さらに~っっ!
松茸の入ったフカヒレの姿煮。
中にはでっかいフカヒレがっっ!![]()
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ちょっとピンぼけ。
ご主人の話によると、このスープには
①さっき食べた上海蟹を蒸した時に流れ出た脂肪(エキス)
②アワビの肝をすりつぶしたもの
も入っているそう。
食べてみると、フカヒレのサクサクした食感はもちろん、松茸の歯ざわりも良く、なのに、それぞれの食材がそれぞれのいい部分を邪魔していない。
「このフカヒレを食べたら、mieさんもきっと元気になれるだろうね~。差し入れに行っちゃう?」
なんて、みんなと話しながらしっかり食べました。
(mieさん、ごめんなさ~い!
)
エビとピーマン、パプリカ、カシューナッツの炒めもの。
この蒸しパンの中に入れていただきます。
奥さんが中に詰めてくださった。
これまた、食感よし、味よしで言うことなし。
ネギ焼きソバ。
オイスターソースで味付けしてあり、ちょっと独特な風味あり。
でも、日本の焼きそばソースで作る焼きそばと違って、ビーフンのような軽さのあるソバ。
本当はもっと食べたかったけど・・・。
この時点で軽く小皿に1杯食べるのが精一杯。![]()
しかし・・・。
まだこのコースにはシメが。
デザートの「三不粘(サンプチャン)」。
卵黄と砂糖と片栗粉だけで作るお菓子で、「歯につかず、箸につかず、皿につかず」ということから「三不粘」といわれているらしい。
蒸したてがやってきました。![]()
持ち上げるとフワフワ。
確かに箸にも歯にも皿にもつかず・・・。
プリンよりしっかりしてるけど、バニラっぽい香りはなく、何だかカステラがお餅になって、しっとりなめらかになったような味。
(どんな味?ってつっこまれそう)
食べ進めていくと・・・・。
あれ?
具がない・・・。
思わずヨシリンさんに聞くと
「中には何にも入ってないよ。アンか何か入ってると思った?」
と笑われた。![]()
奥さんにも「すみませんねぇ~(笑)」と言われ・・・。
いえいえ、無知な私が悪いのです・・・。
私だったら、この中にカスタードクリームとか入れちゃうかも。
ま、二重焼じゃないんだから、そんなこと考えちゃいけませんね。
この三不粘、作れる方は日本でも数名しかいらっしゃらないらしい。
これは貴重な体験でした。
最後はジャスミンティでさっぱりとコースが終了。
ドキドキしながら入ったお店だけど、店に入ったらみんな笑顔。
ご主人や奥さんに見送られて、シアワセな気持ちで店を後にしました。
この店で出会った料理を含めた全てのこと、ブログだけじゃなく・・・。
誰かに話したくて仕方ないっっ![]()
誰かを連れて行きたくて仕方ないっっ![]()
それほど感激した店でした。![]()
この店を紹介してくださったヨシリンさん、そして楽しい時間をご一緒してくださった皆さんに心から感謝ですわ~
(食べて、飲んで、話して、かなり慌しい時間でしたが・・・)
そして・・・。
私達は当たり前のように次の店に向かったのでした。
☆今日のお店
恵比須軒
広島市中区土橋町3-2
(082)292-7756























