うーん・・・

今日は『映画館でオール』のつもりだったのに

眼鏡を忘れると言う、致命的なミスを犯してしまいました


基本的に前方の座席で観るし、『眼鏡がないと何にも見えないっ』と言うほどでもないのですが


とは言え、やはりぼやけるし、集中出来なくなるので、今日は1本で止めました



今日は『人間失格』をチョイスしました



キャスティングですが、生田斗真くんで正解だったのではないでしょうか?


熱烈な彼のファンでもない限り、彼に対してのイメージが定着している訳でもなく、とは言え『大庭葉蔵』と言う人物は周囲の、とりわけ女性は惹き付けられると言う魅力の持ち主なんですから



演技力も自然に見えましたし(私的には伊勢崎友介の演技の方が何か気になりました)、「君が大嫌いだった。今では憎しみすらおぼえる」と言われた時の表情にあやうく泣いてしまいそうになりました




物語りは日本が戦争に向かって進みだし、誰もが未来を見失いつつあった時代

その中でも葉蔵は、名家の生まれでありながら、後取り息子ではないため、必要とされていないと思いながら、ただ生きているだけの日々


何をしたいのか、何をすればいいのか、自分の存在理由すら分からず、途方にくれている・・・



なんだか、現代を生きる我々と似ていませんか?