天長フェリー:中田港発獅子島行 | 古代文化研究所

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古代文化には、多くの疑問や問題が存在する。そういうものを日向国から検証していきたい。

○2022年6月23日も、天草で目が覚めた。夜が早いので、朝もまた早い。午後9時には寝て、朝5時には目覚めていた。今日は帰る日である。

○ただ、真っ直ぐ帰るのも面白くない。それで、獅子島経由で帰ることとした。ただ、一番の船は朝が8時10分と早い。それに間に合うように中田港へ着かなくてはならない。

○泊まっていた『天草市宿泊施設:やすらぎ荘』から中田港までは40分ほどを要する。できれば、7時30分くらいには中田港へ着きたかった。

○それで早めに朝食会場へ行くと、6時40分には朝食を出してくれた。何とも有り難い話である。10分で食事を済ませて、6時50分にはホテルを出発することができた。

○中田港へ行くには、三ルートくらいが考えられた。しかし、前日に、熊本県道26号本渡牛深線は走っていたので、できるだけ国道266号線を走った方が得策だと判断した。それで、国道266号線を河浦町立原まで行って、立原峠越えで中田港へ行くルートを選択した。

○国道266号線は前日も走っている。真っ直ぐで、たいへん良い道路である。ただ、心配していた通り、河浦町立原から中田港まではたいへんな悪路だった。しかし、それは熊本県道26号本渡牛深線でも一部、同様である。それでこのルートを選択したわけである。

○中田港へは予定通り、7時30分には到着することができた。まだ、肝心の船が来ていない。インターネットで検索すると、中田港について、次のページがヒットした。

      中田港:くまもとの港

 本港は、天草市新和町の南部に位置し、林産品、工業材料等の搬入、搬出港及び漁業基地として大きな役割を果たしています。また、昭和52年度には、諸浦港(鹿児島県)との間にフェリーが就航し、長崎、天草、鹿児島を結ぶ観光コースの拠点港として利用者も年々増加しています。

  ・フェリー 中田~諸浦航路 7便/日

  中田港 | くまもとの港 (kumamoto-kouwan.org)

○また、天長フェリーについては、ウィキペディアフリー百科事典に次のように載せる。

      天長フェリー

天長フェリー (てんちょうフェリー)は、鹿児島県長島町の諸浦港(しょうらこう)から鹿児島県長島町の獅子島にある片側港(かたそばこう)を経由し熊本県天草市中田港とを結ぶフェリー会社。天草市と長島町、経営者による第三セクターである。天草の「天」と長島の「長」を繋げた命名となっている。

諸浦港 - 片側港 - 中田港間に300tクラスのフェリーフェリーロザリオ 1隻を就航している。 2011年10月の時点で日中7往復運行している。(所要時間55分(片側港を経由しない便は35分)、諸浦-片側間20分、片側-中田間30分) 三和商船と並んで、長崎県から島鉄フェリーを用い熊本県天草諸島を経て鹿児島県に至るフェリー経路となっている。

  天長フェリー - Wikipedia

○天長と言うのは、日本の平安時代の元号である。最初、長島から牛深へ渡る際に、『天長フェリー』の名を見て驚いた。それがどうしてなのか、皆目理解できなかった。それが、天草の「天」と長島の「長」を繋げた命名だと言うことを知って、やっと納得した次第である。言われてみると、何とも当たり前の命名である。思い込みはなかなか解決しない。