雪中登山・韓国岳:六合目から山頂まで | 古代文化研究所

古代文化研究所

古代文化には、多くの疑問や問題が存在する。そういうものを日向国から検証していきたい。

○2022年正月14日に、霧島山の韓国岳に登って来た。普段であれば、2時間ほどで登れる山である。登山口のあるえびの高原で標高は1200m。韓国岳は1700mだから、500mを登ることになる。登山道の傾斜もそれほど厳しくない。それで人気の山となっていて、登山客も多い。

○ここまでで、すでに三つのブログを書いている。

  ・テーマ「邪馬台国三山」:ブログ『雪中登山・韓国岳:硫黄山展望所まで』

  雪中登山・韓国岳:硫黄山展望所まで | 古代文化研究所 (ameblo.jp)

  ・テーマ「邪馬台国三山」:ブログ『雪中登山・韓国岳:三合目・四合目』

  雪中登山・韓国岳:三合目・四合目 | 古代文化研究所 (ameblo.jp)

  ・テーマ「邪馬台国三山」:ブログ『雪中登山・韓国岳:五合目』

  雪中登山・韓国岳:五合目 | 古代文化研究所 (ameblo.jp)

○こんなのんびりした登山は、まず無い。南国宮崎では雪は珍しいのである。こういう雪景色を堪能できることは、滅多に無い。それで、今日は韓国岳だけに登って、存分に雪景色を楽しもうと目論んだ。結果、こういう登山となった。

○今回の韓国岳登山で、雪景色が最大のご馳走だったが、他にも、いろいろと目にしたものがあった。その一つが五合目にできていた韓国岳登山道休憩所である。昨年の10月にできたらしい。真新しい建物で、如何にも頑丈そうである。

○韓国岳登山は、およそ2時間の登頂時間である。その真ん中が五合目になる。多くの人がここで一休みする。そういう意味では、最も良い場所に建ったと言うことになる。韓国岳に休憩所を建てるには、ここしかない。それに、森林限界を抜けて、眺望も良い。休憩所を建てるのに、恰好の場所である。

○もう一つは、案内標柱である。五合目の案内標柱はよく目にしていたが、三合目や四合目の案内標柱など、気にも留めたことがなかった。それぞれの標柱には、韓国岳までの距離数、えびの高原までの距離数と、標高が明記されていた。そんなことも、今回、初めて、自覚した。

  三合目:::韓国岳まで1,3㎞     えびの高原まで0,8㎞     標高1410m

  四合目:::韓国岳まで1,2㎞     えびの高原まで0,9㎞     標高1450m

  五合目:::韓国岳まで0,9㎞     えびの高原まで1,2㎞     標高1520m

○もちろん、五合目から先にも、ちゃんと山頂まで、案内標柱が存在した。一合目や二合目にも存在するのだろうが、現在、そこは硫黄山噴火の恐れがあって、入山禁止となっている。

○六合目から先は、おおよそ、次のようになっているのではないか。

  六合目:::韓国岳まで0,7㎞     えびの高原まで1,4㎞     標高1570m

  七合目:::韓国岳まで0,6㎞     えびの高原まで1,5㎞     標高1600m

  八合目:::韓国岳まで0,4㎞     えびの高原まで1,7㎞     標高1640m

  九合目:::韓国岳まで0,2㎞     えびの高原まで1,9㎞     標高1680m

○と言うのは、六合目と七合目は、案内標柱で確認したが、八合目と九合目は、文字が雪に埋もれていて、確認できなかった。写真だけはしっかり撮って来たのに。

○五合目から山頂までも絶景続きだった。もう存分に雪景色を堪能できた。登山口を出発したのは、8時28分だった。山頂に着いたのは10時35分となっている。あれほど景色を堪能した割には、しっかり2時間程度で登っている。何か狐に化かされた感じである。