令和四年初詣:霧島東神社 | 古代文化研究所

古代文化研究所

古代文化には、多くの疑問や問題が存在する。そういうものを日向国から検証していきたい。

○令和四年の初詣に、正月四日に出掛けた。最初に、まず、産土神である勝岡郷、竈門神社へお参りした。朝の10時30分過ぎだった。親子連れ二人の先客が居ただけの、静かな参拝だった。

○その後、霧島神宮を目指した。せっかくだから、今年は霧島六所権現へ参詣することにした。霧島神宮到着は、11時40分ころだった。勝岡郷、竈門神社と違って、近隣から大勢の参拝客が押し寄せていて、すでに、一の鳥居から、車が渋滞していた。

○もっと驚いたのは、三の鳥居から拝殿前まで、参拝客の長蛇の列が続いていたことだった。初めての経験である。やはり、霧島六所権現は霊験あらたかなのだろう。拝殿前まで着くのに、30分ほどを要した。初詣するのも、大変である。

○霧島神宮参詣を終えたのが12時40分ころだった。それから、霧島山高千穂峰を半周して、霧島東神社を目指した。今日、三社目の参拝である。

○霧島東神社は、御池の先から左折して入る。霧島東神社到着が13時06分だった。以前は、鬱蒼とした参詣道だったのが、参道の東側の木が伐採されていて、頗る眺望が良くなっているのに、驚いた。眼下に高原の町が眺望できた。まさに絶景である。

○霧島東神社の社務所前からは、御池を見下ろす感じになっていて、眺望が素晴らしい。この日は少し靄っていたが、それでも、絶景であった。何とも良い場所に鎮座まします神社である。

○霧島東神社上は、以前、台風で木が倒れて大変だった。それがきれいに整備されているようで、森が明るくなっているように感じた。神社の手前に高千穂峰への登山道口が設置されていた。

○もともと、高千穂峰山頂が霧島東神社の奥宮なのである。したがって、高千穂峰へ登山するには、必ず、この霧島東神社へお参りし、挨拶して登るのが作法である。だから、霧島東神社拝殿横に、高千穂峰登山口が存在する。本当は、ここが正式の高千穂峰登山口なのである。

○霧島東神社にも、結構な数の参拝客が訪れていた。いつもの静けさとは雲泥の差がある。ただ、霧島東神社には、静寂がよく似合う。そういう意味では、鬱蒼とした森が霧島東神社を包んでいる方が似付かわしい。全くの個人的な感情なのだが。

○霧島東神社は、正式には霧島東御在所両所権現社と申し上げる。2016年に、詳細な検証を加えているので、そちらを参照されたい。

  ・テーマ「日向国の万葉学」:ブログ『霧島東御在所両所権現社』

  霧島東御在所両所権現社 | 古代文化研究所 (ameblo.jp)

  ・テーマ「日向国の万葉学」:ブログ『霧島山華林寺東光坊錫杖院』

  霧島山華林寺東光坊錫杖院 | 古代文化研究所 (ameblo.jp)