片野浦のトンビ | 古代文化研究所

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古代文化には、多くの疑問や問題が存在する。そういうものを日向国から検証していきたい。

〇2021年7月16日、下甑島、片野浦で釣りをした。今回の甑島周遊の旅は、7月13日から16日まで、4泊5日だった。そのうち、里に二泊し、手打に二泊した。その間、中甑と瀬々野浦、片野浦の三か所で竿を出した。いずれも2時間から3時間ほどの、あっけない釣りだった。

〇それでも、甑島で釣りができたことは大きい。もっとも、ほとんど、時間がなくて、満足に釣りをしていないことも、事実である。所期の目的が甑島の各集落を歩くことにあったのだから、致し方無いことである。まあ、竿が出せただけでも良しとすべきであろう。

〇肝心の釣りの話は、次のブログに書いている。

  ・テーマ「甑島周遊」:ブログ『中甑港で釣りをする』

  中甑港で釣りをする | 古代文化研究所 (ameblo.jp)

  ・テーマ「甑島周遊」:ブログ『瀬々野浦で釣りをする』

  瀬々野浦で釣りをする | 古代文化研究所 (ameblo.jp)

  ・テーマ「甑島周遊」:ブログ『片野浦で釣りをする』

  片野浦で釣りをする | 古代文化研究所 (ameblo.jp)

〇釣りに出逢いは付き物である。中甑港では中甑港の釣り名人と遭遇したし、瀬々野浦ではジンガサ採りの同級生と出会った。片野浦では、トンビが飛んできて、釣りの終わるのを待っていた。釣り場では、結構、ある風景である。釣り人の残したものを頂戴しようと言う魂胆である。そういう意味では、トンビは、なかなか頭が良い。

〇片野浦でも、多くの釣り人が訪れるのであろう。ちゃっかり、対岸の堤防に停まって、釣りが終わるのを待っている。私が片付け始めて、釣り場の掃除をすると、流れ出た餌目掛けて、幾羽ものトンビが舞い始めたではないか。

〇釣り場では、よく目にする光景である。時には、カラスとトンビが、相争う場合もある。ここではトンビだけが舞っていた。なかなか立派なトンビで、写真に収めた。こうやって見ると、トンビもなかなか恰好良いし、風格がある。しばらく、トンビに見惚れていた。片野浦にはトンビがよく似合う。