甑島周遊の旅 | 古代文化研究所

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古代文化には、多くの疑問や問題が存在する。そういうものを日向国から検証していきたい。

○令和2年(2020年)8月29日に、甑大橋が開通し、上甑島・中甑島・下甑島の三島が初めて繋がった。そういうニュースをテレビで見た。これは是非とも出掛けなくてはならない。そう思った。

○甑島は、以前から気になっていた島である。上甑島に甑大明神が斎き祀られていて、それが甑島の地名由来となっている。その割には、甑大明神は甑島の中心では無い。そういう疑問が以前からあった。

○甑島は釣り人垂涎の島である。南九州の釣り人であれば、誰もが憧れ、一回は出掛けてみたい島である。釣り人の端くれである私も40代に、数回、甑島を訪れている。もっとも、釣り人が憧れるのは、下甑島の方である。鹿島に数回、手打に一回訪れている。

○だから、甑島へ数回訪れていると言っても、訪れたのは下甑島だけで、上甑島や中甑島は訪れたことがない。それが全部繋がって、車で、自由に往来できると言う。こんな魅力的な話はない。以前から気になっている甑島地名についても、調べられるのではないか。

○9月には『南薩摩周遊の旅』をしたばかりである。そう遊んでばかりは居られない。それで機会を窺っていたら、何とか、11月2日から5日に掛けて、三泊四日の旅に出ることができた。三泊すれば、おおよそ、甑島が縦断できる。そういうつもりで出掛けた。

○日程を決めるに当たっては、瀬々野浦の民宿:浦島が決め手になった。この民宿:浦島は、超人気で、なかなか空いていない。たまたま、11月3日が空いていたので、それから2日と4日のホテルと民宿を予約した。

○甑島は小さな島である。泊まるところがそれほどあるわけでもない。それに、甑大橋が開通して、大勢の観光客がどっと押し寄せた。簡単に泊まれるわけがない。瀬々野浦の民宿:浦島にしたところで、泊まれるのは、10人くらいがせいぜいである。だから、まず泊まるところを確保すること。これが肝要である。

○それに、泊まれるところも、それ程、多いわけでもない。上甑島では里港と中甑港、下甑島では鹿島と長濱と手打くらいしかない。それらの集落にそれぞれ二、三軒の民宿・旅館・ホテルがある。だから、早目の予約が大事となる。

○加えて、足の確保が必要だろう。今回、私は自分の車で出掛けた。それにはフェリーの確保が必要となる。フェリーは一日二往復、串木野港から出ている。もちろん、これも予約が必要である。それ程多くの車が乗るものでもない。

○お陰で、なかなか、良い旅行ができた。これから、ゆっくり書いていきたい。