南薩摩周遊の旅 | 古代文化研究所

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古代文化には、多くの疑問や問題が存在する。そういうものを日向国から検証していきたい。

○2020年はコロナ禍の只中の一年であった。毎年3回から4回は中国へ出掛けていたのに、今年は一回も出掛けていない。と言うか、飛行機が飛んでいないのだら、行きようもない。こんな年も珍しい。

○中国には「塞翁失馬」と言う故事成語がある。

      塞翁失马

   塞翁失马,汉语成语,拼音是sài wēng shī mǎ,意思是比喻一时虽然受到损失,也许反而因此能

  得到好处。也指坏事在一定条件下可变为好事。出自《淮南鸿烈集解》。

  塞翁失马_百度百科 (baidu.com)

○もちろん、日本でもよく使われている。

      塞翁が馬

   《「淮南子(えなんじ)」人間訓から》人生の禍福は転々として予測できないことのたとえ。「人間万事

  塞翁が馬」
   [補説]昔、中国の北辺の塞(とりで)のそばに住んでいた老人の馬が胡(こ)の地に逃げたが、数か月

  後、胡の駿馬(しゅんめ)を連れて帰ってきた。その老人の子がその馬に乗り落馬して足を折ったが、

  おかげで兵役を免れて命が助かったという故事から。

  塞翁が馬とは - コトバンク (kotobank.jp)

○2020年を「人間万事塞翁が馬」とするためにも、これまで果たせなかったことをしたい。せっかくの好機と捉えたい。そういう意味で、2020年9月25日から28日に掛けて、南薩摩周遊の旅に出掛けて来た。

○それもこれも、国のGo toキャンペーンの賜物である。インターネット検索をしていたら、偶々、枕崎市の枕崎観光ホテル岩戸が一人旅応援セールを行っていた。枕崎市の補助で、一泊7100円の部屋が4100円で泊まれると言う。これは安い。それでじゃらんネットで申し込んで三泊することにした。

○ところが、いざ申し込むと、国のGo toキャンペーンでさらに35パーセント引きになると言う。何という安さであるか。結局、枕崎観光ホテル岩戸と言う立派なホテルのツインの部屋に、一人で三泊して、支払ったお金は8000円で10円お釣りが来た。

○お陰で、存分に南薩摩周遊の旅をすることができた。この辺りを周遊したのは、2014年以来であった。それも丸4日も費やすことができたのだから、申し分無い旅行であった。今回の旅行で得たものは大きい。これまで、なかなか、こういう旅行はできなかった。

○おまけに、佐多岬までも行くことができた。佐多岬は遠い。なかなか出かける機会も無い。根占辺りまでは行っても、佐多岬までは行けない。そういう思いがあった。それが簡単に行くことが出来た。それもこれも、南薩摩周遊の旅のおまけであった。

○都合、このブログを入れて、37個のブログを書くことができた。改めて、野間半島や坊津、枕崎、指宿などがどういうところであるかが、確認できたのではないか。それに今年まだ登っていなかった開聞岳登山も果たすことができたし、薩摩国一宮枚聞神社へもお参りできた。大いに有意義な旅行だった。