アゲハチョウの幼虫 | 古代文化研究所

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古代文化には、多くの疑問や問題が存在する。そういうものを日向国から検証していきたい。

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○我が家の庭の自然について、ブログ「庭の博物誌」として、これまでいろいろと書いている。ここのところ、書くことが多くて、すっかりご無沙汰ばかりしている間に、もう9月である。前回書いたのは今年の2月22日だから、まるっきり放置していた。

○中秋の名月が過ぎ、ここ数日、急に寒くなった。いよいよ本格的な秋の到来である。我が家の玄関先の山椒の木には、毎年、アゲハチョウの幼虫が出現し、羽化する。今年は、参照の木の脇に、レモンの幼木を鉢植えして置き、大きくなったら植え替えようと思っていた。

○ところが、そのレモンの幼木が丸裸になっているではないか。何か虫が付いているのではないかと思い、観察すると、アゲハチョウの幼虫が数匹居るのを見付けた。これでは、レモンの幼木そのものが駄目になってしまうし、アゲハチョウの幼虫も餓死する運命である。

○可哀想なので、まだ葉の多く、木も大きい隠居前の山椒の木に引っ越しさせることにした。レモンの幼木3本で、アゲハチョウの幼虫を10匹捕獲した。枕崎ののshusenさんから教えていただいたニクヅノ攻撃を受けながらの引っ越しである。しっかり軍手を着けてアゲハチョウの幼虫を捕まえ、タオルに包んでの引っ越しである。

○アゲハチョウの幼虫は嫌がっているようだったが、餓死させるのも可哀想である。すでに、隠居前の山椒の木には、赤い実が付いている。

○引っ越しさせる前、隠居の玄関先には、アゲハチョウのサナギがあるのを発見した。数日前から、羽化の瞬間を捉えようと注意していた。今朝行ってみると、サナギは空になっているではないか。昨日の夕方までは、間違いなく、サナギだったのに。昨夜か、今日の早朝に羽化したようである。何とも、残念な話であった。

○これまで、数回、羽化の様子を観察するチャンスがあったのに、悉く失敗している。しかし、今年もまだ多くの幼虫が居る。再度、サナギを探して、羽化の瞬間に立ち会いたいものである。