枚聞神社参詣 | 古代文化研究所

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古代文化には、多くの疑問や問題が存在する。そういうものを日向国から検証していきたい。

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○2014年2月11日に、一年振りに開聞岳に登って来た。その帰り道、枚聞神社に参詣してきた。毎年正月か2月に枚聞神社には参詣し続けている。その割には、ほとんど枚聞神社参詣のブログを書いていない。

○枚聞神社に関連するブログを、これまで、本ブログに書いているものに探した。
  ・書庫「指宿探訪」:ブログ『薩摩国一之宮(枚聞神社)参拝記』
  http://blogs.yahoo.co.jp/yan1123jp/7838166.html
  ・書庫「指宿探訪」:ブログ『薩摩国一宮枚聞神社参拝』
  http://blogs.yahoo.co.jp/yan1123jp/30814897.html
  ・書庫「指宿探訪」:ブログ『枚聞神社のご祭神』
  http://blogs.yahoo.co.jp/yan1123jp/30820099.html
  ・書庫「指宿探訪」:ブログ『「三国名勝図会」の載せる枚聞神』
  http://blogs.yahoo.co.jp/yan1123jp/30831622.html
  ・書庫「指宿探訪」:ブログ『枚聞神社と天智天皇』
  http://blogs.yahoo.co.jp/yan1123jp/30844902.html
  ・書庫「指宿探訪」:ブログ『明治初年の枚聞神社御祭神』
  http://blogs.yahoo.co.jp/yan1123jp/30856750.html
  ・書庫「指宿探訪」:ブログ『開聞山普門寺瑞應院開山智通和尚』
  http://blogs.yahoo.co.jp/yan1123jp/30879938.html
  ・書庫「指宿探訪」:ブログ『薩摩国一の宮枚聞神社初詣』
  http://blogs.yahoo.co.jp/yan1123jp/34073321.html

○私が開聞岳や霧島山に毎年登るのには意味がある。開聞岳に霧島山と桜島山を加えると、それが日本創世の世界山となる。名前が無いと寂しいので、邪馬台国三山と名付けている。畿内にも大和三山なるものが存在するが、あれは邪馬台国三山のレプリカに過ぎない。

○奈良県橿原市に存在する大和三山は、次の通り。
  ・畝傍山(198、5叩
  ・香具山(152叩
  ・耳成山(139、2叩
因みに、これまで、私は大和三山に六回出掛け、実際に登っている。
  第一回  平成4年3月28日
  第二回  平成15年8月11日
  第三回  平成17年5月10日
  第四回  平成21年3月29日
  第五回  平成22年4月3日
  第六回  平成23年5月3日

○そういう話は、以下のブログに詳しく書いているので参照されたい。
  ・書庫「大和三山」:23個のブログ
  http://blogs.yahoo.co.jp/yan1123jp/folder/1201946.html?m=l&p=1

○「古事記」が、
   此処は韓国に向かひ、笠沙の御崎を真來通りて、朝日の直刺す国、夕日の日照る国なり。
  故、此処は甚吉き地。
と記すのは、まさに霧島山高千穂山頂から望む開聞岳に他ならない。その開聞岳山頂から西を望むと硫黄島が屹立していて、噴煙を揚げている。そういう景色は、何度も霧島山や開聞岳の登らない限り見ることの出来ない風景である。そんな話を以下のブログに書いている。
  ・書庫「天孫降臨の世界山」:ブログ『2014年初登山:高千穂峯に登る』
  http://blogs.yahoo.co.jp/yan1123jp/38465917.html

○開聞岳の本当の名は、『ひらききのみみなしやま』と申し上げる。『ひらきき』は『みみなしやま』の枕詞である。だから、枚聞神社の名は『ひらききのみやしろ』となる。当然、枚聞神社の御神体は開聞岳である。このことについては、以下のブログに書いている。
  ・書庫「大和三山」:ブログ『ひらききのみみなしやま』
  http://blogs.yahoo.co.jp/yan1123jp/35070835.html
  ・書庫「天孫降臨の世界山」:ブログ『枚聞の耳成山』
  http://blogs.yahoo.co.jp/yan1123jp/37555000.html

●閑話休題、枚聞神社へ参詣したのは、2014年2月11日午後2時過ぎであった。流石に初詣客も途切れ、境内は静かな雰囲気であった。参拝客が数人見られる程度である。お陰でゆっくり、心静かに参拝出来た。

●先程登ってきた開聞岳が社の正面に見える。北側から南に開聞岳を遙拝するように、枚聞神社は建っている。境内には『枚聞神社及び付近案内』の案内板が設置してあるが、枚聞神社の御神体が開聞岳であることをまるで案内していない。神社自体が神を見失っていると言うしかない。

●1年振りの参詣であった。境内には、梅の花がちらほら咲いていた。今が最も良い季節である。是非お参りを。