紹興:沈園 | 古代文化研究所

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古代文化には、多くの疑問や問題が存在する。そういうものを日向国から検証していきたい。

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○若耶渓、雲門寺から紹興市内へ帰って来たのは、11時半ころであった。今回の旅行で、紹興でもう一つ、見学しようと思っていたのが、沈園である。だから、タクシーを降りたのは、鲁迅中路の沈園前であった。

○沈園は、紹興市内の代表的な観光地の一つである。以前から、時間があれば一回は訪れたいと思っていた。3回目の紹興訪問で、ようやく沈園を訪れることができた。

○中国の検索エンジン百度、「百度百科」が案内する『沈園』は、次の通り。

      沈园
  【百科名片】
   “曾是惊鸿照影来”的沈园,位于宋朝都城绍兴市区,宋朝著名园林,有陆游《钗头凤》题词,国家
  5A级景区。沈园占地57亩,分为古迹区、东苑和南苑三大部分,新建陆游纪念馆。有诗“红酥手,黄籘
  酒,满城春色宫墙柳”。绍兴是夏禹帝朝会万国之都、魏晋第一大都市、宋朝都城、天下第一富贵风流
  城,宰相元稹赞“会稽天下本无俦,任取苏杭作辈流”!赞”仙都难画亦难书”。赞“古今之大都会
  兮”。诗仙李白孤篇盖全唐之作《梦游天姥吟留别》赞“一夜飞度镜湖月“,赞“会稽王谢两风流”、
  “会稽风月好”!
  【景区简介】
   沈园,又名沈氏园,位于宋朝都城绍兴市区,国家5A级景区。本系富商沈氏私家花园,宋时池台极盛。
  沈园占地七十余亩,园内亭台楼阁,小桥流水,绿树成荫,江南景色。沈园为国家5A级景区,景区占地
  五十七亩,是绍兴历代众多古典园林中唯一保存至今的宋式园林,分为古迹区、东苑和南苑三个部分,
  含孤鹤亭、半壁亭、双桂堂、八咏楼、宋井、射圃、问梅槛、琴台和广耜斋等景观,形成“断云情歌”、
  “诗境爱意”、“春波惊鸿”、“残壁遗恨”、“孤鹤之鸣”、“碧荷映日”、“宫墙怨柳”、“踏雪问梅”、
  “诗书飘香”和“鹊桥传情”十景。
   沈园具有宋代园林特色,南苑有包括安丰堂和务观堂在内的600多平米展厅,其中务观堂主要陈列陆
  游的手迹复制品和碑刻、拓片。安丰堂则从赤诚报国、勤政爱民、一代诗人、成就辉煌、稽山镜水、置
  身社会、情系桑梓、婚姻悲剧、抱恨终身、世事沧桑、名园千古等几个方面对陆游坎坷的一生和陆游与
  沈园的关系作了详尽的介绍。这里蕴藏陆游与唐琬凄美动人的爱情故事,相传南宋爱国诗人陆游初娶唐
  琬,伉俪情深,后被迫离异。
後、長い説明が続く。詳細は、以下を参照されたい。
  http://baike.baidu.com/view/23627.htm

○ちょうど、昼前であったから、昼食を先にするか、沈園見学を先にするかで迷ったが、まだ歩く元気が残っていたので、見学を優先することにした。

○沈園景点門票40元を支払って、沈園に入った。とにかく、大きく広い庭園であるのに驚く。「百度旅游」が案内する『沈园简介』は、沈園を次のように紹介している。

  【沈园简介】
   沈园位于鲁迅中路,从鲁迅祖居门前穿越中兴路往东不出二百米。沈园至今已有800多年的历史,
  初成时规模很大,占地七十亩之多,是绍兴古城内著名的古园林。沈园为南宋时一位沈姓富商的私家花
  园,故有“沈氏园”之名。沈园在1963年被确定为浙江省文物保护单位。
   沈园在宋代(960-1279)已是绍兴著名的园林。据说,过去的沈园比现在大几倍,是一位姓沈的绅士
  所建,故名沈园。由于园内建有楼台亭阁,假山池塘,环境优美,中国历代文人墨客常来此游览,赋诗
  作画。
   园中的葫芦池、宋井、土丘三处为宋代遗迹,东北角的两经清代(1644一1911)建筑已按原貌修复,
  并开辟了陆游纪念堂。同时,沈园用发掘出来的宋代砖块,堆砌了一堵“沈园遗物壁”,壁旁立碑一块,
  将中国著名宋词研究专家夏承焘先生写的陆游《钗头凤》镌刻于碑上,背面是陆游与唐琬相遇40年后,
  陆游重游沈园而赋的一首诗。

○上記案内にあるように、沈园は、宋代(960-1279)の富豪であった沈さんの邸宅と庭園である。清代(1644一1911)に、だいぶん、修復されたらしいが、南宋時代の庭園をそのまま現在に残している。

○中国庭園は、中国各地に存在し、これまで、いくつか見てきている。日本庭園とは、随分趣が異なる。日本庭園が自然そのままの風景を生かして作庭しているのに対し、中国庭園は人工的な造作が主流をなしているように、私には感じられる。もちろん、どちらも、それぞれに風情があることは言うまでもない。