梅雨の五目釣り | 古代文化研究所

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古代文化には、多くの疑問や問題が存在する。そういうものを日向国から検証していきたい。

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○ここのところ、ずっと梅雨の長雨であった。今日、久し振りに雨が降らないので、午後から釣りに出掛けた。

○いろいろと用事があって、釣り場に到着したのは午後3時過ぎである。所用で日没には帰らなくてはならないから、釣れるのは3~4時間だろうか。こういう時には、串間市崎田港が間違いない。そう思って崎田港に出掛けた。

○港中では、数人が豆アジ釣りをしている。崎田港は小さい港であるから岸壁が低いので、豆アジ釣りには非常に都合が良い。見ていると、結構数も出ているようである。豆アジ釣りも良いのだけれども、折角釣りをするのだから、取り敢えずチヌ仕掛けで釣ることにした。何も釣れなかったら、豆アジでも釣って帰ろうと思った。

○撒き餌を用意して、様子を見ると、大きなボラがわんさかお出ましで、これはなかなか大変だと思ったが、チヌ釣りにボラは付き物である。ボラを避けるようにして釣るしかない。

○最初にヒットしたのは小さなメジナであった。ここは底は砂地であるのに夏場には結構木っ端グロが釣れる。数匹メジナが続いた後、待望のチヌのお出ましである。ただ、二歳もので、これも小さい。餌は大きいのに、何故か豆アジまで釣れた。

○そのうち、ボラが釣れ始めて、立て続けにボラばかり釣れる。冬の磯のボラは重宝するが、港のボラだけは持って帰る気がしない。そうこうしているうちに、今度はヘダイが釣れ出した。これで梅雨の五目釣りが完成。その後、おまけにタカノハダイが釣れた。

○夕方になって、諦めて豆アジでも釣って帰ろうと思い、サビキ仕掛けに変更。ところが釣れるのはトビウオの子ばかりである。トビウオの子も大きくなって10僂らいある。トビウオは夏場、この都井岬あたりで産卵し、孵化して年を越したものであろう。これがこれから南の海に回遊するのであろうか。

○一時間くらいサビキで釣ったが、結局、豆アジは数匹釣れただけであった。トビウオの子は入れ食い状態で、サビキに2匹3匹とヒット。家人に見せるために、トビウオの子も20匹くらい持参して帰ることにした。トビウオの日干しは最高の出汁である。

○崎田港は良い釣り場である。こういう時、必ず何かが釣れる。今日も釣果は今いちであったが、楽しい釣りであった。