平等院:鳳翔館 | 古代文化研究所:第2室

古代文化研究所:第2室

ブログ「古代文化研究所」で、書き切れなかったものを書き継いでいます。

 

●以下の文章は、既に古代文化研究所の方にテーマ「京都ぶらり旅」の中に書いている。このままでは、なかなか書く余裕が無い。それで、途中だが、古代文化研究所第2室の方へ、テーマ「京都ぶらり旅:第二部」として移動することとした。

○2022年10月30日、京都で最初に訪れたのが宇治平等院だった。平等院へ入ったのは、午後1時ころだったが、日曜日だったせいか、観光客がたいへん多かった。特に鳳凰堂内覧には長い列が出来ていて、とても並んで待つ気になれなかった。

○浄土庭園をぐるりと周回すると、鳳翔館へ至る。平等院で、是非とも見学したいところが鳳翔館である。平等院のホームページが案内する鳳翔館は、次の通り。

      鳳翔館

      眼前に迫る、国宝の数々

  現代科学でよみがえるもう一つの平等院

  多くの国宝を収めた登録博物館

  「梵鐘」「鳳凰」「雲中供養菩薩像」

  謙虚で誠実な立ち振る舞い・・・

  深く心に残る空間体験

  刹那と永遠が交差する平等院ミュージアム鳳翔館

  【概要】

  「鳳翔館」は、旧宝物館(1965年竣工)の老朽化に伴い、先端的設

  備などの導入による収蔵環境の改善を施した第3世代ミュージアムとして、

  平成13年(2001年)に開館しました。宗教法人の運営としては初の

  総合博物館(登録博物館、府20)です。鳳凰堂を中心に史蹟名勝に指定

  されている庭園の風致と調和した外観を実現するために大半を地下構造と

  しながら、館内は自然光を意図的に取り入れるなど、照明の工夫も施して

  います。さらに、国内最大級のガラスウォールケースを使用するなど、

  展示物に対する空間特性を生かす構造にも配慮しています。○見学すると判るのだが、全く新しい最新の博物館である。展示物はそれ程多いわけでは無いけれども、見る者を圧倒する珍品ばかりである。そういうものを間近に見ることができる。加えて、照明が明るいので、見応えがある。さすが、平等院自慢のミュージアムであることが納得される。

○もちろん、中は撮影禁止であるから写真は外観のみである。外に出ると、鳳凰堂の屋根上の鳳凰が眩しかった。