大巴扎 | 古代文化研究所:第2室

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ブログ「古代文化研究所」で、書き切れなかったものを書き継いでいます。

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○『百度百科』が案内する「巴扎」は、次の通り。
      巴扎 (维吾尔语)
   “巴扎”,是维吾尔语,意为集市、农贸市场,它遍布新疆城乡。 在南疆维吾尔人聚居地区,差不
  多每个乡镇、交通路口,都有巴扎。 新疆因地处丝绸之路这条中西贸易通道的中段,各族人民特 别是
  维吾尔人具有重商、崇商、经商的传统。新疆各地的巴扎,就是 他们长期从事商贸活动的场所。 这里
  平时有若干店铺,供售日杂百货。一到巴扎天(每星期一次,多在星期五或星期日;相邻的几个巴扎,
  可将时间错开),方圆几十里 的群众纷纷前来“赶巴扎”。到新疆旅游的中外 客人多爱到巴扎逛游、
  购物,体会西域巴扎的风情。
  https://baike.baidu.com/item/巴扎/5412441

○別に、『百度百科』が案内する「大巴扎」は、次の通り。
      大巴扎
   “巴扎”,系维吾尔语,意为集市、农贸市场,它遍布新疆城乡。新疆因地处丝绸之路这条中西贸易
  通道的中段,各族人民特别是维吾尔人具有重商、崇商、经商的传统。
  https://baike.baidu.com/item/大巴扎/706308?fr=aladdin

○日本人には、「バザールでござーる」と言う日本電気(NEC)のキャンペーンCMが懐かしい。日本のウィキペディアフリー百科事典が案内するバザールは、次の通り。
      バザール
   バザール(英語: bazaar、フランス語: bazar、ペルシア語とウルドゥー語:بازار、ヒンディー
  語: बाज़ार、トルコ語: pazar)とは、中東諸国・中央アジア・インドなどの市場のこと。イスラーム
  世界の市場のこと。日本語では「バーザール」という表記をすることもある。
  https://ja.wikipedia.org/wiki/バザール

○中国で、もっとも有名なバザールが乌鲁木齐には存在すると言う情報を手に入れて、これは是非とも出掛けなくてはならないと思った。ところが、そのすぐ近くまで行ったのに、肝心のバザールが見付からなかった。その話は、以下のブログに書いている。
  ・書庫「汉族の町:乌鲁木齐」:ブログ『新疆国际大巴扎』
  https://blogs.yahoo.co.jp/sigureteikamoyama/41096845.html

○したがって、今回の乌鲁木齐訪問では、バザール近くにホテルを取り、是非ともバザールへ出掛けたいと考えていた。朝一番に、新疆维吾尔自治区博物馆を見学した後、新疆国际大巴扎を目指した。

○『百度百科』には、「巴扎 (维吾尔语)」や「大巴扎」のほかに、「国际大巴扎」や「新疆国际大巴扎」項目も存在する。
      国际大巴扎
   新疆国际大巴扎位于新疆维吾尔自治区首府乌鲁木齐市天山区,于2003年6月26日落成,是世界规模
  最大的大巴扎(维吾尔语,意为集市、农贸市场),集伊斯兰文化、建筑、民族商贸、娱乐、餐饮于一
  体,是新疆旅游业产品的汇集地和展示中心,是“新疆之窗”、“中亚之窗”和“世界之窗”。
   新疆国际大巴扎于2004年入选乌鲁木齐市“十佳建筑”,具有浓郁的伊斯兰建筑风格,在涵盖了建筑
  的功能性和时代感的基础上,重现了古丝绸之路的繁华,集中体现了浓郁西域民族特色和地域文化。20
  18年4月13日,入围“神奇西北100景”。
  https://baike.baidu.com/item/国际大巴扎/2721609

      新疆国际大巴扎
   新疆国际大巴扎于2003年6月26日落成,是世界规模最大的大巴扎(维吾尔语,意为集市、农贸市
  场),集伊斯兰文化、建筑、民族商贸、娱乐、餐饮于一体,是新疆旅游业产品的汇集地和展示中心,
  是“新疆之窗”、“中亚之窗”和“世界之窗”,2004年入选乌鲁木齐市“十佳建筑”,具有浓郁的伊
  斯兰建筑风格,在涵盖了建筑的功能性和时代感的基础上,重现了古丝绸之路的繁华,集中体现了浓郁
  西域民族特色和地域文化。
  https://baike.baidu.com/item/新疆国际;大巴扎
 
○まず、念願であった新疆国际大巴扎を訪れることが出来て、何より嬉しかった。ただ、新疆国际大巴扎界隈は、新疆国际大巴扎のほかに、新疆民街や二道桥大巴扎などが存在し、異国情緒豊かな街である。それで、つい、肝心の新疆国际大巴扎を見失ってしまった。

○今回は、タクシーを降りて、「ここが新疆国际大巴扎だ」と教えてもらったので、間違えようもなかった。入り口は、それ程大きなものでもなく、それに目立つものでもなかった。何と、私は、前回、新疆国际大巴扎の真ん前を通っているし、見ている。それでも気付かなかったことになる。何とも悔しい話である。

○それ程、苦労して出掛けた新疆国际大巴扎である。食べる物、着る物、飾り物、見るもの全てが面白い。幾ら見ていても見飽きることがない気がした。ただ、それ程、時間に余裕がわるわけではない。

○もっと悲しいことは、見るだけで、持って帰れない点にあった。個人の旅行であるから、行動を妨げるものは、できるだけ避けたい。それで荷物も最小限に抑えている。お土産など、買って帰ることはほとんどできない。


○欲しいものは山ほどあるのに、何も買えない。こんな貧乏くさい話はない。それでも、それが条件で旅しているのである。私もそうだが、一緒に旅行している三人にも、それだけは理解していただくしかなかった。誰もが何とも恨めしそうな顔をしてバザールを見て歩いた。

○新疆国际大巴扎の写真をご覧いただければ、その様子がよく判るはずである。