色々すぐに忘れてしまうのだけど、
後で調べたいって思った、ワード3つだけ思い出した。
「春秋戦国時代のだいてん彫り」
「ばん州」
「 貪れば勝ちを得ず 」
①だいてん彫り
格之進がお庚さんから頼まれた篆刻の彫った文字の書体。
漢字は「 大篆 」だった。
篆刻の篆だ。
「 古代の甲骨文や金文から発展し、秦代に成立する小篆の前段階に位置する書体で、今から2500年以上前の中国・春秋戦国時代に用いられた文字」
だって。
(篆刻作家さんのサイトより)
格之進が頼まれていたのは、お店の名前だったのかな。
そこまで見る余裕なかった、ま、見ても読めずだったかも…。
趣味がめっちゃあった父の遺しものに篆刻用の石があったな~
実家に帰って探してみよう。
鉄筆というらしい、彫る道具もきっとあるに違いない。
殷周秦漢隋唐宗元明清…って覚えたけど、春秋戦国時代とはどこに入ってたのかおさらいしたら、周と秦の間だった。しかも春秋時代と戦国時代に分かれていた。
確かにうっすらそんな記憶ありかも。
言葉だけ何となく覚えていれば、後にひょんなことから楽しめるよ、と今勉強している子どもたちに伝えたくなるわー、学校の勉強、大人になったら使わないし、意味ないとかいう人もいるけど、全くそんなことないよって。何かきっかけで思い出して楽しめるそー!って。
それで興味が出たらまた勉強すればいいんだしね。
そう思うことができるようになった時には、それ自体が脳の老化防止になるわけだし。
がんばれ私(笑)。
殷から始まるのはもう時代遅れなのか…
もう覚えられぬ…
②ばんしゅう
格之進の箴言がもとで、国を追われた一家が向かった先の土地名ででてきたんだっけか。
奥能登っていうのはそのまま理解できたけど、
ばんしゅうというのを聞いて「蛮」しか浮かばず、どこだろう…となった。
播州か~播磨の国か。
ちょっと学んだ古文書講座で、武蔵野国は「武州」だし
信濃の国の信州は今でも使うし、
上州は上野国の群馬、
私の故郷は下野の国、でも下州とはならず野州、
上下の下の方の字を使うっていうのははばかられたらしく、
駅名に「野州~」がつくところもあるもんなー
あーそういう意味なのか―って年取ってから分かった。
群馬(かみつけ)・栃木(しもつけ)は2つひっくるめて毛の国、2つを通る路線で両毛線とか。
「播州」からまさに話も脱線中。電車で脱線はあかん。
③ 貪れば勝ちを得ず
萬屋さんの、新しい年のテーマ。
うろ覚え、調べると、
囲碁の心構えを説いた、中国古より伝わる10の格言「 圍棋十訣 」のうちの1つ。
不得貪勝? 貪不得勝 だったか、源兵衛さん達筆、筆文字はいいな。
貪って勝とうとしてはいけない、か、源兵衛さんのどんどん心がきれいになっていく感じがよかった、
最後まで格之進を疑ってはいなかったんじゃないかと思う。
また新しい年用に新しい書を飾るっていうあの行為がなかったら
見つからなかった50両、終わらない、話が締まらない…
碁盤も斬られない…。