前回の続きです
旧中川から大島小松川公園に入り、桜を眺めながら公園を通り抜け「船堀橋」で
荒川・中川と越え、中川沿いを下流方向に5~600m 「新川西水門広場」に到着

 

 

ここには江戸情緒たっぷりの火の見櫓と、「江戸屋敷風公衆トイレ」があります

少し先に行って振り返ると、火の見櫓の後ろに首都高中央環状線、
右にはスカイツリーが見えます(江戸情緒とは離れてしまいますが)

水面には無数の桜の花びら

新川は、天正18年(1590年)、江戸城に入った徳川家康が千葉県の

行徳までの塩の船路開削を命じ、道三堀・小名木川と同時に開削以来、

新川は江戸市中に様々な物資を運ぶ水路、行徳の塩を運ぶ「塩の道」

として多くの人に利用されるとともに、沿川には味噌や醤油を売る店や

料理店などが立ち並び賑わいを見せていました 

現在では、鉄道や車などの移動手段が変化したことや、水門で

区切られたことで船の就航はなくなりましたが、

都市空間の中の貴重な水辺として活用されています
また、平成6年から平成19年まで護岸の耐震・環境整備を東京都が

実施し、新川橋から東水門までを除く約2キロメートルを整備しました
その後区が都の未整備箇所の整備をするとともに、新川の両岸の遊歩道に

桜を植樹し、江戸情緒あふれる街並みとして整備する「新川千本桜計画」を

平成19年4月からスタート 平成23年度に一部見直しを行い、平成26年度には、

耐震護岸整備及び遊歩道整備が全川3キロメートルにわたり完了しました
春には20種、718本の桜が遊歩道を行き交う人々の目を楽しませています

江戸川区    HPより

この他新たに七本の橋を架け、その内二本は橋と言うよりイベント用の

広場ですが、五本の橋は江戸風の木製の橋となっています

前にも書きましたが、古くから残る建物などは全く無いのに、
木製の橋や石組みの護岸・桜並木などが江戸情緒を感じさせてくれます

 

 

 

 

 

約3㎞の新川のほぼ中間にある江戸風の休み処「新川さくら館」

この日はここで折り返し、帰りに向かいました

 

左の塀の中は製薬会社、第一三共(株) 

江戸川区に協力し、江戸風の塀にしたと聞いています

 

 

再びの「船堀橋」 対岸に見える桜は、

「大島・小松川公園」の桜と「小松川千本桜」

右岸で帰ります

途中の千住新橋「虹の広場」

 

「ケーズデンキ」の看板が見えてきた所で思い出し土手の上に上がりました
行きがけに多分見頃過ぎだろうとパスした「尾久野原公園」の桜を遠目に見るため

やはり桜は色が抜け、緑の葉が幅を利かせています 

パスして正解だったようです

最期の寄り道「宮城ゆうゆう公園」です

裏を流れる「墨田川」

♪春の うららの 墨田川
同じ墨田川でも浅草辺りとはだいぶ違う景色です