ようやく本編へとまいります(多分その2では終わらない・・・・・・)


前作から10年ぶりの本作品。

舘ひろしさん演じる鷹山敏樹(タカ)と柴田恭兵さん演じる大下勇次(ユージ)の、あぶ刑事ファンにはお馴染みのあのセリフから始まり懐かしい世界へいざなわれます。


何故か留置場にユージがやってきます、キラキララメを織り込んだジャケットに身を包んで華麗なステップを踏んで。ユージの視線の先には鉄格子の中にいるあの人。

これまた何故かタキシードを着て寝ているタカに向かって声をかけます。「タカ」

起き上がったタカはユージに向かって応えます。「ユージ遅かったな」と。

もうこのシーンだけで私は満足です!!心の中ではテンション既にMAX(~o~)


2人でブラックマーケットに車ごと乗り込んでいく時はユージのひとこと。

「It’s show time」

次々と耳慣れたセリフを聞くたびにスクリーンに向かってニヤニヤしてしまう自分に心の中で自分でツッコミを入れます。「どれだけあぶ刑事マニアやねん!!」と(^^ゞ


始まって早々にブラックマーケットでドンパチ銃撃戦が・・・・ドンッ

近頃の刑事物ではこんなにドンパチするシーンはないけれど、無駄にドンパチするところがこのあぶ刑事のいいところかも・・・・音譜


せっかくブラックマーケットを仕切っているボスたちを追跡していたのに突然現れた1台のバイクに邪魔されおまけにタイヤを見事に打ち抜かれ2人の乗った車が転倒叫び

そしてあのセリフ「大馬鹿者!!!!!!って近藤課長なら言いますよ」新しくなった港署で捜査課課長となってるあの人がアップで映る。

仲村トオルさん演じる町田透です、今やトオルは港署捜査課課長となっているのですが、タカ&ユージの2人からは課長として扱ってもらえていない、2人にとってはいつまでも幾つになっても「トロい動物」トオルなのですにひひ

トオル課長は何としてもこの5日間だけは無事に過ぎて欲しい、そのわけは5日後にはタカ&ユージは定年退職。「定年前は殉職率が高いからセンパイたちには無事に退職して欲しいんですよ」とお願いするけれど、聞く耳もっているわけないですよこの2人は。でも課長室のカレンダーには『退職日』と書かれて毎日1日経つたびにトオル課長はカレンダーの日にちを消しこみしているの、なんだかんだ言っても優しいね涙 1


そんな2人の前にサングラスをかけた如何にも怪しい女登場。そう!!浅野温子さん演じる元少年課、今は神奈川県警重要物保管所所長となった真山薫。

薫ちゃんはずっとずっと結婚願望が強くて過去にも見合い見合いといって、あり得ないお衣装で署に出勤してきたりなのですが、今回は遂に結婚が決まった、相手はIT企業の社長で、退職金を前借して会社の株を安くで買ったとか言って大はしゃぎ。

手作りの招待状をタカ&ユージに渡しますが、ユージに見抜かれてしまう、「キャンセル出たから俺達を誘ったんだろ?」って(笑)その時の薫ちゃんの表情がすべて物語っていました。

温子さんパワー全開、セリフなのかアドリブなのか??強烈なキャラ薫ちゃんも健在。


映画始まって1時間も経たないのにひとつひとつのシーン・セリフが懐かしくて、嬉しくてもうおなかいっぱいです!(^^)!


他にも『パパ』と呼ばれていた吉井刑事(山西道弘さん)は退職後伊勢崎モール付近でおでん屋さんを営み、『落としのナカさん』と云われた田中刑事(ベンガルさん)は屋台のラーメン屋になっていた。薫ちゃんの上司・元少年課の松村課長(木の実ナナさん)はNPO法人横浜港を守る会の会長さん。いつも無線室に居た瞳ちゃん(長谷部香苗さん)は今では町田課長の専属秘書になっています。長谷部香苗さんはTVのあぶ刑事シリーズをずっと撮っておられた長谷部安春監督のお嬢さん。昔は近藤課長(故・中条静夫さん)に、今は町田課長に「瞳ちゃん!お茶」と言われています。「瞳ちゃん!お茶」のセリフは亡き中条さんの声が耳に蘇り少し淋しく切ない気持ちになりました(:_;)

映画シリーズで中条さんの後任役の深町さん(小林稔侍さん)は前作から県警本部長で、捜査課時代はタカ&ユージに振り回されて「お前達が嫌いだ!!」と言っていた割にはいざという時には動いてくれた上司でしたが、今回も2人が無事に定年退職できるよう気にかけてくれていました。


レギュラーの人たち書くだけでここまでになってしまった・・・・お


次回は今回の適役・吉川晃司さんや、タカが遂に結婚を決めるお相手・菜々緒さんなどゲストについて物語と絡めながら書こうかと思います。


どこまで続くのかこのあぶ刑事ネタ・・・・(^^ゞ