これは僕が経験したサッカーの強豪校前橋育英での激動の三年間。
僕は、小学生からサッカーを初めた。 当時は自分で言うのもなんだが 無敵 だった。
試合に出れば、ハットトリックなんて当たり前にやってしまう様な選手だった。
中学生の頃には、東日本選抜に選ばれるなど順風満帆の人生だった。
しかし、高校に入学しそんな僕にとんでもないことが起きた。
それは、 試合に出れなかったのだ。
それもそのはず、なぜならチームメイトも僕と同じく、Jリーグの下部組織出身、また強い街クラブの選手でエリートばかりだった。
俺より上手い奴がこんなにいるのか。。 と、かなり悔しかった。
そして僕は死ぬ気で毎日毎日毎日練習した。
寮生活だった僕は、朝点呼が6時15分からだった。
だから僕は誰よりも早く、朝5時に起き、まだ薄暗いなか体幹トレーニング、キック、シュートの練習など自分の課題に取り組んだ。
そして、6時半に食事を済ませたら、7時半から30分間のチームの朝練が始まる。
それを終えると、学校の準備を済ませ、遅刻しないように教室に向かった。
授業は死ぬほど眠かった。。 しかし、試合中でのあと一歩、ひと頑張り、一番苦しい時に普段の私生活が出ると言われて、必死に頑張った。 そしてその言葉が僕を律して、成長させてくれた。
そして、夕方授業が終わり、自転車で練習場まで向かう。
汗臭いおんぼろプレハブ小屋の部室に荷物を置き、スパイクに履き替え、緊張感の漂う人工芝のピッチに目の色を変え入る。
ストレッチや軽く動きながら、監督室からコーチが下りてくるのを待つ。
下りてきたら、コーチがボードを提示する。
カテゴリー分けだ。 前回の試合や、練習でいい選手は上のカテゴリーに昇格するのだ。
そして、上がっていたら、更に気合いが入るし、停滞や降格したら悔しい気持ちで練習に入らなければならない。 当然、昨日まで一緒にプレーしていた選手が昇格したら死ぬまで悔しい。
そんな感じで僕たちの熱い熱い練習がはじまる。