先日、寝る前に「朗読:羅生門」という、芥川龍之介の小説を朗読するというユーチューブを聞きながら寝ました。理由は、「つまらないから寝れるだろう」との理由です(笑)
実際、つまらなくて、つまらないんだけどねれなくて、ふと思いました。「こんなつまらない小説が、なんでこんなに有名なんだろう・・・」と素朴な疑問がわいたのです。
で、ウイキにて何が面白くてこれほどまでに取り上げられるのかを調べたところ、「なるほどね・・・」と面白くなってしまいました。
要するに、主人公の心の移り気と自己中心をテーマにしたような小説で、人間の心変わり、いとも簡単に、実にあっさりと、心って変わってしまうんだなぁということをテーマにした作品のようですね。自分の邪心、不義の心、自己中心を正当化して、人間は行動に移すというところを掘り下げて書いているようです
しかもこの小説、読んでからずっと頭を離れません やっぱり芥川龍之介さんという人はすごい人なのかなぁ と じわじわ来てます
で、話戻ると、女心と秋の空とかってよく聞きますけど、自分自身でもよく気持ちは変わります。
だから初志貫徹とかっていうのが得意な人とか、一貫して行動できる人を尊敬する気持ちもあります。
でも、時と場合には変わることも必要かなと
特に今のプーチン
相当意志の固い、強い強い意思のある人のようです
なんとか、この人の心変わりがしないもんかなと
自分がロシアの大統領だったらすぐに気持ちを切り替えるのに(笑) と思ってしまいました
それともう一つ感じたこと、芥川龍之介さんの生涯を、ウィキで見ていくと、作家として食べていけてるのに、作家として専属になったあたりからどんどん神経をすり減らして、最後は自殺
これ読んでて思ったんですけど、クリエーター職って、クリエーターだけやってたら気が狂っちゃうのかなって思いました(笑)
クリエーター的、創造的仕事をしながらも、どっかで汗を流すような、肉体を使って、散歩でもいいから何か気を発散するようなことをしないと、人間発狂しちゃうのかな と思った次第です
確かに、音楽家、作家、何か価値を作り出す人々が、本当にそれだけをやっていたら、気がめいってしまうって話をよく聞いたりもするじゃないですか
やっぱりバランス
どこかで知的労働と逆の「労働による汗」「運動による汗」でもいいから、汗をかかないとだめなんだろうな と思ったわけです
以前、コンビニの店員アンケートで、いいお客さんアンケート、いやなお客さんアンケートというのがあったそうです
いやなお客さんで多かったのは圧倒的にスーツ組、で逆に見た目は怖そうでも意外と人のいい人優しい人が、とび職のような、汗をかいて仕事をする人だったそうです
「いい汗かいてるからでしょうかね」と店員さんは分析されてました
だいぶ話がそれましたけど
皆さんも一度朗読をお聞きになってみると面白い発見があるかもしれませんよ
ではまた!