冬は感染症の記事が多い時期ですが、上のような記事を読みました。
平成25年度、つまり今年の4月1日から改正予防接種法が施行され、先日書いた子宮頸がん
と並び小児向けにヒブ(Hib)感染症や肺炎球菌感染症に対する予防接種も法の対象とな
り、公費負担(実質無料化)が開始されるとのことです。
欧米・日本といった先進諸国においては、健康・医療の課題として生活習慣病の占めるウエ
イトが大きくなったとはいえ、感染症との戦いは、今なお大きな課題です。人類が制圧できた
感染症は、いまだ天然痘くらいですから...
お話を戻しますと、ヒブ感染症等の対策のための3種混合ワクチンは、今、任意に予防接種す
ると1万円強かかるので...4月まで待てば無料化されるから、それまで待とうという流れが
起きているらしいのです。
今から起算すれば、4月まで40日くらいです。ただ日数だけで考えればたいしたことは
ないかもしれません。でも、ヒブ感染症は、聞けば4~8週間の間隔で3回接種することが
必要な時期もあるそうなので...4~8週間なら..28~56日間です。28日経過したら
速やかに接種しなければいけない場合なら、40日間は、ずいぶん長いこと待ってしまう
ことになります。ワクチンの効果が...
小児に重い障害を残す可能性のある感染症の予防接種が、税金によって実質無料化される
ということは、集団予防と個の健康の点からもとてもいいことだと思います。
でも、無料化により予防接種のインセンティブを高める法制度改正が、こういう負の側面を
生じさせることもあるかと思うと、なんだかやるせない気持ちになります。