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石原都知事が宣言した、尖閣諸島購入への寄付が、
6月6日現在、総額 1,071,720,606 円となりました。
今や、10億円をはるかに超える額となり・・・現在も日々、その額は増え続けています。
この寄付について、特に注目すべきは、寄付総額よりもその「件数」で、
6月6日現在の寄付件数は、 74,415 件 となっています。
つまり・・過去、ニュースでも指摘されていましたが、
この寄付は、たくさんの人たちからの、少しずつの寄付=民意である・・・ということを
この数値は、確かに物語っているのです。
【eアンケート】
尖閣諸島の購入「支持する」が95%
アンケートでも、はっきりと「購入の意思を示した石原氏を支持」と出ているのに、
丹羽・在中国大使は、完全に中国サイドに立った発言をしました。
そして・・・あろうことか、今年の4月、この尖閣寄付の、日本国内の動きについて、
中国の最高責任者のひとり、習近平国家副主席に対し、
「日本の国民感情はおかしい」 と発言していたことが明らかになりました。
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120608/plc12060801300001-n1.htm
◆丹羽大使、尖閣購入支持「おかしい」 外交軽視の実害 与党からも批判
2012.6.8 01:27 (MSN産経ニュース)
上のニュースには、見逃せないことが書かれています。
民主党政権になり、「民間初の中国大使」として、彼(丹羽大使)の任命が決まったとき、
そのことを懸念する声が、ネットのあちこちであがっていました。
それはつまり、彼・・・丹羽氏が、『中国貿易の大手商社』出身の人間であることから、
「自身と会社の利益のために首根っこを掴まれ、
中国共産党の傀儡(操り人形)になるのではないか?
国益という立場には立てないのではないか(中国のいいように動いてやるのでは。)」
ということ・・・それが当時のおおかたの懸念だったと記憶しています。
その危険性の本質とは何なのか、今回の発言を伝えるこのニュース記事は、
見逃せない情報とともに、伝えています。
以下、このニュースから、問題発言の丹羽氏のことを解説している、
重要そうな部分を抜き出します。(引用は青文字)
>丹羽氏は習氏に対し、日本国内で石原氏による沖縄・尖閣諸島の購入表明を支持する意見が多数を占めることについて、「日本の国民感情はおかしい」と述べていた。複数の横路氏同行筋が明かした。
丹羽氏はこの際、「日本は変わった国なんですよ」とも語っていたという。
>丹羽氏が「中国最強商社」を自任し、対中ビジネスを重視してきた伊藤忠商事の社長経験者であることは、就任前から懸念されていたことだ。
その丹羽氏を「政治主導」の象徴として、民間から初の中国大使に起用したのは民主党政権だ。
>外交・安全保障の門外漢であり、出身会社を「人質」にとられた形の丹羽氏の起用は、「日本は領土問題を含む政治的課題よりも経済関係を重視する」というメッセージとして中国に受け止められていた可能性すらある
>実際、丹羽氏はすでに役割を終えた対中政府開発援助(ODA)を
日中関係改善のため「続けるべきだ」と主張するなど、中国側の意向に配慮を示す例が目立つ。
>丹羽氏起用を主導した岡田克也副総理も今では丹羽氏が大使として機能していないことを暗に認め、周囲に「政権交代のコストだ」と漏らしているという。
結局、外交の重要性をわきまえない民主党政権のあり方が、専門家でも何でもない民間人の駐中国大使起用というパフォーマンスを生み、今や深刻な実害を招いている
彼が中国大使になってから、中国で何をし、何と発言し、
どんなかたちで中国に利益をもたらし、あるいは、彼自身が利益を得てきたのか。
今回の発言事件が明るみになるまで、日の光のもとに出て来ませんでしたが、
これを機会に、表に出てきたこともあります。
まさに、日本の安全保障に大きな心配事として立ちふさがっている、あの事件にも、
この、丹羽大使が絡んでいたことが、ニュースでピックアップされています。
非常に驚かされます。彼の給与である血税の、たとえ一部でも納めている人は、
下のこの記事を読むべきでしょう。
↓ ↓ ↓
◆新潟で土地取得の中国 言いがかりつけ外務省屈服させた経緯
(ライブドアニュース)
※一部引用※
>中国が総領事館の建設用地名目で新潟市から5000坪もの土地を買収した問題は、
治外法権で有事の際に軍事要塞化するのではないかなどと、懸念の声も出ている。
日本の国益を大きく損なう可能性のある新潟市の土地売却問題。なぜ国は中国の行動を放置しているのか。(中略)
>1月19日付で「日本国内の中国総領事館移転に際し、国際法及び国内法に則った上で対処する」旨の口上書を中国側に渡したのだ。(中略)
>この問題を2月の衆院予算委員会で明らかにしたのが、この問題を追及する自民党の小野寺五典衆院議員だった。
「北京の丹羽宇一郎大使が同行の記者団に『中国に対して口上書を出した』と話したと知り、その内容を確認したら、あまりにも異常なものだった。既に完成しながら入居できずにいた大使館の使用を許可してもらう“裏取引”のために、政府は口上書を出していたのです。それは日本が口上書を提出した2日後に、中国が半年近くも放っておかれた大使館の建築確認を急転直下で下ろしていることからも明らかです」
裏取引・・・。
あの中国土地取得事件の真相が、ここにあったとは・・
100歩譲って、優しく、真綿で包むような気遣いをしたとしても、
この丹羽大使には、更迭、という処分が相応しいのではないか、と思います。
民主党政権は、彼・・丹羽大使を・・切れるでしょうか?
もし切ったとしても、中国との戻れない関係・・これまでに損なった国益を、
果たして、取り戻すことは、できるのでしょうか。
民主党政権の、任命責任について、
野党には、強く追求して欲しい・・そう、思いました。
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