12,13日に竜王戦七番勝負第四局がありました。
先手、豊島竜王で、後手、藤井三冠でした。
二日目の午後、やや藤井くん有利な展開でした。
AIが7七不成と示していたところ、藤井くんが8七飛成で、形勢が逆転しました。
その頃、現地で観戦されていた師匠も心配そうに見ておられました。
でも、解説は中立な立場でとおっしゃっていました。
その後の展開で、109手目、豊島さんの3五桂が敗着でした。
一気に形勢が90%と藤井くんに振れていました。
それだけ超難解な局面だったということです。
解説の棋士の先生も難しいとおっしゃっていました。
もうここからは、完全に藤井くんのペースでした。
藤井くんは、人間の限界を超えた深い読みで、AIの最善手を指して行ったのでしょう。
122手で、豊島さんが投了されました。
そして、史上最年少竜王が誕生しました
しかも四冠です。
将棋界最高峰の竜王です。
もう将棋界の頂点まで昇りつめたのです
羽生さんの22歳での4冠獲得を、遥かに乗り越え19歳での4冠獲得です
しかも、13日は、師匠杉本八段のお誕生日でした。
師匠に良いプレゼントになりました
改めまして、
藤井くん、新竜王になられ、そして4冠達成、おめでとうございます
歴史が塗り替えられる瞬間を見られて、本当に良かったです