SWINGのささや記つぶや記 無くならない学校のクラブ活動の体罰?



毎日のように新聞やTVで報道される体罰やいじめ。


私たちの子供の頃、小学校時代から体罰はあった。




ただしその時代は今とは違い体罰を加える先生の


殴るその手には愛情が込められていた!!




授業の合間の休憩で遊びすぎて授業に遅刻、


悪童共5人が廊下に1列に並び先生を待つ、


ビンタを受けるためだ。




心臓はドキドキ鼓動を打っていて、後悔の念でいっぱいだ。


先生が前に立つそして一言「歯を食いしばれ」


並ぶ順は決まっている背い高さ順だ。


私はたいてい右の端


5人の仲間で一番チビであるから、


ということはまっさきに殴られるってことに


なる、「あしをふんばれ」と叫ばれそして


右の頬を平手でバシっと殴られる。




場合によっては往復ビンタのこともある。


今考えてみると先生は右利きなのに対面の


私の右頬は殴れない、と言うことは左手で


殴っていたことになる。




現在でも、殴られた時の感触は覚えている、


先生はわざとダメージの少ない左手を


使っていたのですね!!




時には先生が泣きながらということもあった。


真冬の極寒で校舎の裏の池が氷休憩時間に


氷に乗って遊んでいると氷が割れて


池にハマりずぶ濡れになった。




叫び声を聞いた先生が窓から飛び降りて


池に飛び込み助けてくれた。




ブルブル震えている私を自分の服を脱ぎ


おぶってくれストーブのある小使室まで


連れて行ってくれた。服を乾かし教室に


復帰、待っていたのは、先生の往復


ビンタでした、いやこれこそが「愛のムチ」と


言うのでしょう!!




その後その先生は予科練へ入隊され


一度学校へ七つボタンに短剣を腰に


さっそうたる勇姿を見せにに帰ってこられました!!




その先は想像したく有りません。




先生のビンタの味は80歳になった


現在も忘れることが出来無い


懐かしい想い出です!!




あの手の感触とともに残っています!!!




これが本当の体罰です。


世の体罰先生自分の感情で殴っていませんか?


私たちの先生は絶対的な存在でした!


先生方も其の風格を充分持っていらっしゃいました!


子供は国の宝と自覚されて見守って下さいました。




そんな先生方ですから愛の鞭が通用したのです。


懐かしんでも、決して恨むことは有りません。




私は口の中を切って血が止まら


なかったこともありました。




歯を食いしばり過ぎるとこうなります。


誰にも言わず自分でハンカチを


食いしばり止血に
成功しました。