今日は春分の日で練習は休み、明日からは連続で

出前演奏が有ります。

 

長い休みで体がなまってしまってはとストレッチは

欠かせません。


何かの本で読んだことが有ります。


 ある音楽専門の雑誌の記者が

著名な歌手とインタビューでとある町の

喫茶店で待ち合わせした時のことです。


その喫茶店のドビラを開けて入ると

店内の空気が、何となく振動しているのを

感じました。


ふと見ると先に来ていた歌手さんの

水が入ったコップが微妙に波だっています。


窓のガラスも共鳴し振動しています。

記者が彼の前に座るとその振動は

ぴったと止まりました。


その振動は彼が退屈まぎれに

ハミングしていた為のものだったのです。


物が振動し共鳴するには相当長く連続して声を

出さなければそうならないのではと思います。


ノンブレス奏法の為のストレッチ

 1、ロングトーン(12拍適当なテンポで)は

声をかすかに出して行います。

肺の息を全部吐き出します。(10回)


ここからのストレッチは動作をするときには

息を吐きながらします。

吸気は意識しないで自然に任せましょう。

 

 2、頭、前後左右、首回し、

 

 3、腕を前方に指を組み合わせて掌を

前にし思いっきり前方に突き出します。

その腕を頭の上に掌は天に向かっています。

両腕は出来るだけ伸ばします。

次いで後ろへ、肩甲骨を狭めるように掌は

後方にに向いているようにします。


 4、両足を広げて座り、

右足の膝に胸を付ける、左も同様に。

無理をせず曲がるところまでで、止めて10カウント。


 5、その姿勢で足を揃えて前屈胸を付けるつもりで。

 6、頭が入る程度足を広げて前屈。

頭を両足の間に入れる。

 7、出来れば両足を広げて行く。

いずれも前屈できるところで止めて、決して

反動をつけないように。


 8、さて、いよいよノンブレス奏法です。

歌う曲は16小節程度の童謡、唱歌で験して見ましょう!


「春が来た」を2ブレスで歌う所から始めてみましょう。

意識すると息が詰まってきて歌えません。


ブレスのことは考えずに歌ってみると成功します。

最終目的は全曲ノンブレスです。


声量は適当に。

声量の大小は余り関係ないと思います。