『教育費』
アンティーク着物をほどいて洗ってリメイクしている素人小洋裁ゆふのおばばです。
私の父は大正生まれ、母は昭和前半生まれ。
若い方にはピンと来ないかもですが、今、放送されている朝ドラの女性の、女性であることの息苦しさを観ていただけるとわかるかも。。。
父に従い、夫に従い、老いては子(男子)に従う、、、っていうやつです。
意見を言おうものなら父には「口答えするな」と怒られますし、同性の母からは「女は黙っとき!黙ってしゃんとしとき!」と諭されます。年の離れた姉からでさえ「うまく立ち回れ」と教えられます←朝ドラでいうとヒロインの親友さんみたいな立場。
私の周りはさすがにそんなことはなくて、お友達のおうちに行ってお父さまと楽しく遊んでもらったりして衝撃でした!
ですが、教育に関しては、先進的だったと思います。戦争がなければ父は医者になりたかったし、母は高等学校で学びたかったのです。
ありがたい事でした。
かえりみて、娘にしてあげられてるのかなと甚だ疑問です。
そして、将来、娘の子供たちに、はたして娘は。。。あまりに貧困。
未来のない貧困。
両親が生きてたらどう思うのだろうかと最近よく考えます。