ワーラー変性
末梢神経線維が切断や挫滅などにより神経細胞との連絡が断たれたときに生じる変化。
①一過性神経伝導障害(ニューラプラキシア:neurapraxia)
損傷部で伝導が障害されているが一過性であり、
早期に自然回復する
②軸索断裂(アクソノトメーシス:axonotmesis)
肉眼的には神経線維が連続している(シュワン鞘は保たれている)が、軸索が断裂している。
一部回復を見込める。
③神経断裂(ニューロトメーシス:neurotmesis)
神経の連続性が絶たれており回復は見込めない