私は滅多に泣かない。

ましてや号泣なんかほぼしたことはない。


今日、2回目の絵画教室に自転車で行く途中、

近くのお宅の車付近、キジトラの子猫が横たわっていた。


時間をだいぶ過ぎていたので、急ぎのあまり、確認しようと大声で「にゃーーっっ!!」と呼び掛ける。(叫ぶ)

やはり反応が無い。


でも、綺麗な身体だったから、お昼寝しているだけでなのではと自分を誤魔化し、教室に急ぐ。


数時間後、あの子猫はもう居ないといいのだけれど、自転車を漕ぐ。


やはり、横たわっている。


降りて、身体に触れると硬く冷たい。

首輪も無い。

飼い主さんの居ない子だろうか?

頭ぐるぐるなりながら、考える。


急いで、バスタオルを取り、子猫の元へと走る。


バスタオルで身体を包み、玄関で号泣してしまった。


子猫を残し、自分が働いているスーパーでお花を買った。それとモンプチクリスピーキッス。


ウチの愛猫の大好物。


それにちゅーる。


庭に穴を掘る。


お花とご飯、子猫に口付近に開封したのを置く。


埋葬した。


息子に電話。

経緯を話し、野良ちゃんか飼い猫か分からない子を埋葬した。

もし名前が無い子なら、名付けてから南無南無としたいねんと伝える。


息子

「モイちゃんは?」

ワタイ「男の子か女の子か分からんかったから、どちらでも行けるなー、それにする!」


モイちゃんです。

明日の朝、旅立てる様、名前を付けてお祈りします。