こんにちは。
ちこです。
「名ごりの夢」
著者 今泉みね
描かせて頂きました。
シラスフロントローで書いた感想です↓
著者の驚くべき幼少期の記憶は、嵐のあとの苦しい生活のなかで何度も脳内再生されてきたからなのか。精密な思い出の描写から、幕末の時代に温かな感情が湧いた。隅田川の桜と、当時を生きる人々が重なった。著者の眼差しから、電気や画面の無い時代を感じる。激動の時代を垣間見たことで、現代がよりクリアに見えてきた。
補足
著者は子どもの時に福沢諭吉に遊んでもらったりしていました。今ではなかなか見られない大人と子供の関係、大人の心の余裕が、とても印象的でした。