みなさんこんにちは
子どもが不登校になると、
親としてなんとか治してやりたい
親としてできることは何でもしてやりたい
と思いますよね
子どものためらならエンヤコラです!
実は、
究極にシンプルに、
やや乱暴な言い方になりますが、、、
『親が子どもにしてやれることはない』
『してやろう!してやろう!がむしろ回復の邪魔をしている』
のです
「はぁバカなの」
って思いましたね
私も思いましたね
納得するまで半年かかりました
色々考えて、色々調べて、心理の勉強をしてやっと分かりました
そもそも人間には、
肉体的にも、精神的にも、ダメージから回復する力が備わっています
かぜを引くと熱が出ます
それは、体内に入ってきたウイルスを殺しているんですね
そうして、時間が経つと体力が回復して治ります
かぜくらいなら自分の体が治す力を持っているんですね
くすりは、体の回復機能の助けとして使用することで、
早く治して体力が減らないようにしています💊
それと同じで、
精神的にダメージがきた時も治す力を持っています
でも、
心が回復するためには、肉体的な回復よりも時間が長く必要なのです
人間は、
猿から人になる時に「感情」や「理性」が発達しました。
ここの部分を司る脳みそは、生きるための本能を司る脳みそよりも後に発達したのですね
そして、より複雑なのです
赤ちゃんで生まれて、親から安心をもらい、感情が安定して、理性を持って、自信をもって生活してきたのです
それが、
不登校になり心は大ダメージをくらいました
感情や理性を安定させて自信を取り戻す作業をやり直さなくてはいけないのですね
だから、
赤ちゃんではなく、自分という存在を知っている人間が、
一度傷ついた感情や理性を癒やして、
1人の人間として自信を持ち治すためには、
『自分のペース』で、
「これは大丈夫!」「これはまだダメ!」の確認作業をやり直す時間が必要なのです
ついつい、
早く治してやりたい一心で
先回りをしてアレやコレやと
子どもに、何かを『してやろう』とします
しかし、
その『してやろう』は、子どものペースに合っていないので、あまり効果がありません
それどころか、
『してやろう』→効果なし
『だったら違うなにかをしてやろう』→効果なし
というように、
『今のあなたじゃダメなんだよ』
というメッセージばかりが、
繰り返し伝わってしまうのです
不登校が回復していくためには、
『学校に行けない自分も愛してもらえた!』
『このままの自分でも価値があるんだ!』
『自分は自分で大丈夫!』
『不安もあるけど、チャレンジしてみよう!』
と言うように、
自己肯定感を高めていく関わりが必要になります
そして、
そのスタートラインが
『ありのままの、今の、
ダメな自分を認められ、認める事』なのですね
だから、
不登校の回復のために親がしてやれることは、
『悩んだり迷ったりする時間を保証すること!』
『先回りをして邪魔しないこと!』
とにかく、
「子どもは、回復する力を自ら持ってる」
「なんや知らんけど、大丈夫だと思うわぁ」
「なんか、やって欲しいこととか、相談とかあったら言ってなぁ」
と、ど~んと構えることだと思います
自己回復の力を待ちつつ、
かぜのお薬と同様に、
あくまでも回復の「手助け、補助」として、
発達障害の検査や、
カウンセリング、
医学的な判断が必要なら受診などをするといいのかなと思います
鏡の法則!
親が先に大丈夫!と思えたら、
側にいる子どもも大丈夫!と思えてきますね
ど~んと行きましょう
どうか、
不登校の親御さんたちが元気になりますように🙏