漢詩の「五言絶句」を詠んでみました。五言絶句は、１句５語、全４句20語の漢詩形式で、起承転結の構造を持ちます。特に唐代以降の近体詩では、１句、２句、４句で韻を踏み（1句は踏まないことも）、音声的な美しさを作り出します。これを押韻と言います。韻とは、発音した時に耳に残る音の響きのことです。この詩では１句では韻を踏んでいませんが、２句の「更（ɡènɡ）」と４句の「生（shēnɡ）」で中国語の発音で韻を踏むように作りました。
人生詮
春風拂青草
花開鳥声更
感恩惟大地
當下理人生
書き下し文
春風が青草を撫でる
花開き鳥の声が更に聞こえる
大地に対して感謝するのみ
現在に生き人生を理解する
現代語訳詩
生きる意味
春風が吹き渡り 青草を撫でてゆき
花が開き啼く鳥の声がさらに聞こえてくる
大地の恵みに、ただ感謝の念を抱きながら
この一瞬に生きて、本当の人生の意味を知る
prompt
A high-performance Nikon D850 captures the serene sight of wind blowing over a field of bluegrass. The wide-angle lens accentuates the vastness of the scene, while the pastoral style adds to the tranquility. The film is high-grain, enhancing the mood of peace. The lighting is soft and warm, casting long, gentle shadows. The composition is off-center, drawing attention to the sway of the grass in the wind. The background is a clear blue sky, rendered in high resolution --ar 16:9