おはようございます。

いつもブログを読んでいただきありがとうございます。


今日は暗く悲しい話になります。散文です。

苦手な方はそっと画面を閉じて下さい。






















昨日の昼、ジャンガリアンハムスターのサラミが息を引き取りました。


2歳10ヶ月。人間でいうと100歳を超えている高齢ハムスターです。

一月ほど前に脳炎を発症して、闘病生活を送っていました。



ここ数日発作の頻度がだんだん短くなり、目に見えて弱っていきました。 かろうじて食欲だけはあったのですが···


亡くなる前日は

エサを食べなくなり

ほとんど動けなくなって


死が近づいていることがわかりました。

とても苦しそうでした。


それでもこの状態でまた一夜越し、朝を迎えました。





翌朝は


前日のような激しい発作は見られず···投薬をしたらほとんど寝ているような状態。

体が動かず、鳴く気力ももうなかったからかもしれません。






そして昼前のこと。



それまで浅い呼吸を繰り返していたサラミ


最後の数分は、微動だにせず

時折体全体で大きく呼吸をして···


短くひと鳴きして

そこで動きが止まりました。





数分後、完全に動かなくなったことを確認してサラミを手のひらに乗せると

体はもう冷たくなっていました。


発作時はいつも目を見開いていたサラミ。

最期の表情は穏やかでした。





しばらく手のひらの上で

死後硬直がはじまっている体を撫でて、


キレイ好きな子だったので、汚れていた体を少し整えて···顔まわりの毛を梳かすと自然と瞼が閉じました。


眠っているみたい。

巣箱の巣材を集めてその上に寝かせてあげた。




ちぃが帰ってくる前に

ケージの掃除をしたり、

保険を解約したりして···


一段落したあと、動かないサラミの姿を見て今更ながら悲しみがあふれてきた。





ちぃが帰ってきて、二人で泣いた(もらい泣き)

いっぱい悲しいね。


巣箱を棺にして

巣材や好きな食べ物、お花を入れて 

夕方みんなで庭に埋めました。










最後の1ヶ月は

病院へ足を運ぶことも多かったです。

薬をもらうと少し安心できた。


でも同時に

無理に永らえかせてしまったのか

長く苦しんだのは私のせいなのか

葛藤はあった

たぶん正解なんてない



闘病中は

サラミの動作、表情のひとつひとつに意味を見出そうとしていたけれども···真実はわからないまま



サラミは幸せだったんだろうか

ほんの少しでも


そうあってほしい。どうか。










ただひとつ真実があるとすれば、


懸命に生きようとする姿は

ドラマのように美しいものじゃなかった。


荒い呼吸音、叫び、鼓動、

糞尿にまみれて、声なき声を発して···


凄絶。



最期は火が消えるように逝ったけれども、

せめて苦しまずに逝ってくれていたらと願わずにはいられません。


  



受け止め方次第かもれないけど、どうしても楽観的にはなれない。
















おそらく私はもう新たに生き物を飼うことはないと思います

少なくとも自発的には



そうすればもう

悲しい音はひとつも聞こえない。





































ありがとうサラミ

大好きだよ