こんにちは、はぐれ鰯です。

前回記事の続きになりますが、
ちぃが生まれて1ヶ月経った頃、お昼寝中に事件が起きました。
突然泣き出すちぃ。
しかも今までにないような、激しい泣き方。

慌ててちぃを抱いて居間へ向かった私は母と鉢合わせます。
尋常ではない泣き声に、母も居間から走ってきていたのです。
まるで私達のことが見えていないかのように、泣き続けるちぃ。
そんなちぃを母に託し、震える手で携帯のダイヤルを押していると
ちぃ、意識喪失

あわてて119番!救急の方にちぃの様子を聞かれました。
※「つながらない」で有名な小児救急連絡相談はやはりつながりませんでした。。
とても長い時間に感じましたが、おそらく2.3分程の出来事だったのかもしれません。
話しているうちにちぃの意識は回復し、何事もなかったように目をぱちくりさせていました・・・

ひとまずホッとしながらも、救急の方にすすめられて救急車で病院へ向かいました。
「落ち着いてよかったですね。でも、一応病院へ行きましょう。これからお伺いします。」

担架に乗せられたちぃはすっかり元気な様子で、救急車を呼んでしまったことになんだか申し訳ない気持ちになってしまったのですが、
救急の方は「今は元気でも、また容態が急変するかもしれません。
とりあえず病院で検査をして、問題がないことがわかるだけでも安心できるでしょう。お母さん心配しましたね。」とやさしい声をかけてくれました。もうね、後光が差してた



《そして病院にて、検査の結果・・・》

「てんかんではなさそうです。
少し早いですが、泣き寝入りひきつけだと思います。」

泣き寝入りひきつけ・・・??聞きなれない単語を調べてみたら、

乳幼児が大泣きした後、呼気(息をはいた)状態のまま、呼吸停止し、顔色不良、意識喪失し、全身の脱力(ぐったりする)やけいれんなどを起こす病態。「泣き入りけいれん(憤怒けいれん)」ともいいます。  引用:日本小児神経学会

だそうで、生後6ヶ月~3歳くらいまでの小児がなりやすいらしい。
直前にびっくりしたり大泣きすることが要因なので、もしかしたらお昼寝中に怖い夢を見てびっくりしたのかもしれません。

とにかくこの日以来、寝ているちぃから目が離せなくなりました。


ちぃが2ヶ月になる頃東京に戻ったのですが、この一件も含めて、実母がいてくれて本当によかったです。

幸いにも、その後ちぃはひきつけを起こすことはありませんでした。
が、予防接種などで問診票にこのことを記載する度お医者さんに「1ヶ月でひきつけ・・・へぇー・・」というようなリアクションをされるのでした。


ともあれ、救急車の中でかけて頂いた言葉が、後にちぃに障害を疑いはじめた時に、私が早く行動に移せた原動力になったのだと思います。
障害の可能性が少しでもあるのなら、今の自分にできる事を今からしよう。
障害がなかったらなかったで、それがわかってよかったと思おう。



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