しもきたのブログ

綺麗に刈られた坊主の頭に鉛筆が固定されていた

いや それは固定されていたのではなく 突き刺さっていた

鉛筆はその長さの半分ほどしか見えない

思った以上に深く頭骨の中に侵入していた

僕は謝ることができなかった

お遊戯会で木の役を演じている子供のように

たたその場で呆然と立ち尽くすことしかできなかった