韓ドラ暦20年超え、

引き続きキムソノ君の沼にどっぷりで、

来月から韓国語教室に通うことにした。


実のところ韓国という国には特段の興味がない。

韓国料理もそう。

バーモントカレーのカレーライスのが好きよね。

こくまろでもいいけど。


じゃあ、何故に韓国語を習いたいって?

韓国ドラマを楽しむためだけに決まってる。


ドラマって、なかなか何回も観ようとは思わないものだが、ちな!心に響いたドラマはやはり見直すことで、演出、演技、セリフ回しの細部に人の心を揺るがすような製作者の意図?仕掛け?が、如何に巧妙に仕組まれていることに気付く。




たとえば、

海街チャチャチャ1話から。


主人公カップル出会い時、

男主人公ドゥシクが携帯を使っているのに

携帯電波の復活に気付かないヘジンに言い放った一言。


「空気をよめないのか」




最終話16話
山谷色んなこと乗り越えて、心を通わせて恋人ととなったヘジンとドゥシク。
彼女が「ソウルに戻りたかった」と過去形で言っていることに気付かないドゥシク、強がっている彼にヘジンが言った一言。

「どうやら鈍感なようね」



ハイ?違うセリフですけど?
と思うでしょ。
だけどどっちもオレ耳だと同じセリフに聞こえるんだな。
韓ドラ見てるだけで習ったことないから間違ってる可能性大だけどw

「ヌンチガ チョム オンヌンタイプグナ」

て言ってる?
これって1話の出逢いの時にドゥシクに言われてやられたのを16話で立場変わってヘジンがやり返してるんだよね。

こういうの見つけるとただでさえ面白い韓国ドラマが一層楽しくなってくる。
韓ドラは宝探しみたい。


残念なことに、日本語訳にするとその意図が充分に伝わりづらいことがある。


その例として

海街チャチャチャ16話より。

またしても先を越されたドゥシクのプロポーズシーン。


「クロンチベソ オヌル ネイル クリゴ モドゥル シガヌル」


てセリフがあって、まぁここは「そんな家で今日明日全ての時間を」でそのまま。

さぁ、肝心のプロポーズの締め。


「ナラン ハムッケ サルジャ」


日本語字幕→「共にしよう」



え?!

ちょい待ち!

「俺と共に生きよう」では?


確かに生きようは固い気がするが。

「俺と」はあった方がいいでしょw


韓ドラ20年暦ナメんなよ、見てれば単語繋げれば意味が通るセリフ位はなんとかなりますわ。


こういう省略されてるけど大事な言葉って結構ある。

かと言って、日本語約が無ければさっぱり意味がわからないけどね。


さすがにこの年で(どの年?)字幕無しで韓ドラ楽しめるようにはならんと思うけど、意訳に隠れた本当の意味を少しでも理解したい。


なので、やりたい。


一回目の韓国語入門教室は5月7日から。

実は私の誕生日当日w

ってのがまた意欲を掻き立てられますな。

次の日5月8日はキムソノ誕生日だしね。

先ずは楽しもうと思うぞ。




やっぱ、海チャの脚本買っちゃおうかな。



ドラマ「海街チャチャチャ」キムソノさん演ずる男主人公ホン・ドゥシク、愛称?役職?はホン班長(ホンバンジャン)

この男、好きにならない人いるってくらい魅力的な男なのだ。


ソノ君、舞台俳優出身だからなのかな? 

派手な演技では決して無いのに、表情だけで感情を語る。

手の振り一つとっても一挙手一投足、何気ない動作でもそう。

役柄によって、同じ人だよね?同じ人なんだけど顔付きが違うんだ。

そう演技に魅せられるの。


精悍かと思えば仔犬の顔だったりw

なんといってもエクボ。可愛すぎる。




さて、ホン班長は、集落内の誰もが最強助っ人として頼りにしている男。


本人すら数え切れない程の資格を持っていて、ペンキ塗ったり、コーヒー淹れたり、機械の修理もお手の物(工学部出身だから?)出来ないことがまずない。


頭脳明晰、ルックスも極上だが、ただ家族の縁には恵まれなかった。 

切ないことに中学生で唯一肉親の祖父を亡くし天涯孤独の身の上となる。

そんな境遇の彼だったが、街の人々に温かく見守られ育つ。

高校を卒業してからは、ソウル大学を主席で卒業、そのままソウルで大企業に就職し、それからは帰省もままならない程忙しい日々を送ることになる。


仕事に励み高収入を得、いい先輩にも恵まれ、これからという時に、悲惨な出来事が起こり、それにより彼は大きなトラウマを背負うことになる。

そして彼は故郷に戻った。


故郷に戻ってからは、最低賃金のバイトで生計をたて、30代も半ばになったある日、ソウルから舞い込んできた生意気な女歯科医ヘジンに出会う。


ホン班長は初対面からヘジンが気になってたって言ってたから、ほぼ一目惚れ…なんだろうね、たぶん。


恋人関係になる前は結構ヘジンに怒ってることもあったけど、彼女の尖った態度の裏にある優しさを探ろうとしてたもん。

ヘジンは美人だけど、普通にキライになるレベルよ。


ところで、随所に出てくる「ジャジュナ、チンチャ」てセリフ。

日本語だと、ムカつくマジで、てな感じかね。

調べたら「짜증나」読み方チャジュンナ


何かっちゃあ、ジャジュンナw

お互いにムカつく存在だったが、少しずつ距離が縮まって、恋人関係になる前の10話迄の詰め方が面白い。


例えば、ホン班長がヘジンに、その日2回目に会った際、

「1日に会うのは1回までだ」と言ったのに「同意見だから黙ってて」とピシャリ返された時のホン班長の傷付いたような寂しいような顔ったら…表情が何とも萌〜なんだわ。

自分から突き離しておいて、返り討ちにあってるの可愛すぎない?

心臓ギュッと掴まれたような、ホン班長を抱きしめたくなるぞ。


韓ドラあるあるで有りがちな設定で、ホン班長が心に傷を抱えているのも、この物語のポイント。

ホン班長はソウルにあるメンタルクリニックに定期的に通っている。

街の人は、普段の明るくて快活な性格のホン班長がそんな悩みがあるなんて絶対に信じられないでしょう。相手が誰であろうとフレンドリーにパンマルかますホン班長は、悩みがあるような欠片一つ見せたこともないから。


ホン班長がメンタルクリニックに通う理由は睡眠障害のためで、精神安定剤?睡眠薬??…とにかく薬を飲まずには治まらないのだ

死のうとまで思い悩む程の悲惨で悲しい経験に、幼くして肉親と死に別れた過去も相まって、ホン班長は自分のせいで、大事な人を失い、不幸に導いてしまったと強く思い込むようになった。



劇中、3回、ホン班長は悪夢にうなされるシーンがある。


1回目は、目覚めてすぐに薬を飲んで気持ちを落ち着かせた。


2回目は、まだまだ友達ですらないヘジンとの二人飲みからどうなってそうなったのか、悪夢にうなされ目を覚ましたホン班長は酔っ払って値落ちしたヘジンに腕枕してる。

ホン班長は隣で警戒心もなくぐっすり眠るヘジンをみて微笑み、そっと腕を抜いて枕をあてる。

そして、吸い込まれるように眠りに落ちるのだ。

あれ?精神安定剤飲まんの?

既にこの時点で、ヘジンは精神安定剤代わりになってるんだ。

もう好きでしょ、ホン班長。


3回目は、二人が恋人同士になってすぐ。

うなされているホン班長をヘジンが心配して起こすと、

目覚めてヘジンを見るいなや飛び起きてヘジンを抱きしめることにより心を落ち着かせた。

精神安定剤、もうイラナイネ。


3回とも共通点があって、悪夢を見る前に必ず幸せな気持ちになっているのだ。


1回目、ヘジンとドライブした。

2回目、ヘジンと初キス。酔っ払ってたけど。

3回目、恋人となったヘジンと幸せを実感した日。


幸せを感じれば感じるほど、

自分は幸せになってはいけない、そんな権利は無いとストップをかけるもう一人の自分が悪夢に現れる。

でも、本当は幸せになりたい、ここから抜け出したいと心の奥底で思っていたからこそ、ヘジンを求めたのではと思う。


といっても、コンジン自体の若者人口少ないだろうが、地元でも女はいそうなもの。

なんで、ヘジンでなければならぬのか?


こーんなにビジュアル最高(オレ的にドストライク)、高身長183cm、スタイルもヨシ、誰が見てもかっちょいい彼が34歳(数え35)でフリーなんてご都合良すぎじゃない?


ボラスーパーのユギョンがみんなドゥシクが初恋と証言してるし、モテモテだったはず。


たぶん、ホン班長は故郷に戻る前は普通に彼女もいただろうし、それなりに経験もあったんじゃないかと思う。

9話で女性に従って損はないと言ってるし、女の扱いが慣れすぎてる。


11話では美大の彼女がいた過去があることがあきらかに。

ヘジンに美大の彼女が居たのを当てられて、嘘は嫌いって言われてるから、明言せずとも同学年の彼女がいたことを悟らせたのは面白かった。


同じく11話、告白された時の態度について、それを相手のサーブになぞらえてアウトかインかはっきりするべきだと言っている。

ホン班長、どんだけサーブ…いや告白されてたんだ?


たぶんモテてただろうホン班長だが、コンジンに帰ってからは、前述の通り、幸せになる資格がないと思ってるから、サーブ打たれてもアウト判定して全部断ってたのかもしれない。

なので彼女どころか女っ気が無い・・のかなと想像する。


それなのに、何故に突然現れたヘジンと付き合うことになったのか?

なんだかんだで、ホン班長も理想は高め設定なのかな?


歯科医師で美人でスタイルもいいが、案外抜けてるとこ?強気な性格の裏で見え隠れする優しさ?頭がいいのに自信が邪魔してコミュニケーション下手なとこ?女性なのに不器用なとこ?

幼くして親を亡くした悲しみを持つ共通点?


兎にも角にも、初対面からずっと好きだったのに、憎まれ口をきくホン班長はかわいいのだ。


恋人ヘジンに距離を置こうと言われたホン班長は、可哀想なくらいに落ち込んでた。

その時に「彼女は純粋で素直で勇敢で俺には勿体ない」と言っているので、そういう所に惹かれたのでしょう。



ずっーと、ホン班長が誰にも触れられないよう秘めて仕舞い込んで鍵をかけた過去の扉を、正面からこじ開けようとする女なんて、曖昧さを嫌うヘジンくらいしか出来ないでしょう。

ホン班長に「自分も誰かわからない」と言わしめる程、口撃されて、ホン班長かわいそうだったw

ヘジンの言う通りで、このままでは前に進めませんからね、荒療治だけど結果ヘジンに感謝するしかないでしょ、ホン班長は。

無意識に、辛い暗闇から抜け出すためにヘジンにSOS求めてたんだとおもう。





もうね、長いわ。

いつ、尽きるの熱いこの情熱。

長いけど誰にも読んで頂かなくていいの。

ただ、アタシのソノ君演ずるホン・ドゥシクについての思いを文章にしてみたかっただけなの。

あー、足りない足りない語り足りない。


次はエピソードごとに萌ポイントを書き散らそう。






今、Netflixでは二十五二十一が今夜最終回を迎える予定でTwitter勢が盛り上がっとりますが、私にはハマりどころがわかりませんw


さてさて、Netflixにしたのは今年の2月。

随分前からNetflixみたくて登録を試みていたのだが、今使っている端末だとエラーで登録さえ出来なかったってことで。

Netflixパックにしたら、すぐ繋がるようになったの契約の問題?


U-NEXTもキャリアの有料動画サービスも、Netflixありきで解約しちゃったのでNETでの韓ドラ視聴は、アマプラだけ。

アマプラは何か物足りんよねぇ。


おっと前置きが長いわね。

Netflix一番の目的は、ナム・ジュヒョクの「スタートアップ夢の扉」と、イ・ジョンソクの「ロマンスは別冊付録」をみること。


もち、2作とも真っ先に視聴した。

スタートアップは思ってたのと違って、モヤモヤが止まらなかった。


なんだ?この感情の乱れは?


恋愛ドラマってやつは主人公カップルがまとまって、あーよかったね(≧▽≦)、て、幸せな気持ちになるはずなのに。

あろうことか、ジュヒョクお前どっか行け!などと思っていた。

ラストのスジちゃんの「人を好きになるのに理由なんかない」てセリフに、ソノを好きになる理由しか無いべや!と北海道弁でつっこんでた。


そう、知らずしらずの内に最強二番手の異名を持つキム・ソノ君を応援しまくっていた訳だ。

この時は自分でもキム・ソノ沼にハマってることに気付いていなかった。


スタートアップは大どんでん返しでキム・ソノ君と結婚に持ってった方が絶対面白かったんじゃないかね。

こんなこといっても、しゃあないけどさ。

言うのは自由だぜ。


昨日で39歳も終わったし、社内お見合いも終わっちゃう。

次に何を見たらいいのかなぁ。

今んとこ海街チャチャチャのおかわりで忙しいんだけどね。