第1160回 今どきの若い人という話
私は若い頃から人の手伝いが嫌いです。逆も嫌いです。
もちろん前もって、自分の役割と工程が明確されていれば、話は別です。
その部分は自分の責任領域になるので、やります。
突発的な手伝いが嫌いです。
最近の若い人は、人がどんだけ忙しくても、
自分の仕事じゃないからと手伝わないという愚痴を聞きました。
あっちが徹夜になろうというのに、しれっと帰るんだよ。
私は、今の人に先駆けて今の人と同じ感覚の行動をしています。
大変ですね。すみませんが(思っていない)、帰えりますね、お先に失礼します。
そんなに文句言われた経験がありません。
大変だなって思いますけど、徹夜で乗り切れる程度ならば、徹夜すればいいだけです。
それで終わるならば、思い出作りです。
それで終わらないならば、工程管理ミスなので、客への謝罪を考えた方が得策です。
つまりは、私のテリトリーです。と囲む範囲がまぁまぁの広さがあればいいだけです。
徹夜する人よりも多い仕事量があれば、手伝う義理はなくなります。
不思議なもので、人の倍働いていると、何をしても文句は言われません。
私は若い頃、特に自己評価が低かったので、
人の倍引き受けることで、安心感を得ていました。
当時はそんなこと思っていませんでしたが、今考えると、そうだなって思います。
人の倍働いても、人の倍給料をもらったことはありませんでしたが、会社を辞めませんでした。
しかし、それは自尊心が低いことの現れです。
話少しずれますが、ゆとり世代は、28くらいからになるようですが、
学校で怒られたことがない世代がおそらく33くらいなので、アラサーを準ゆとりとします。
ラグビーの日本代表は、アラサー世代が中心です。
過酷な訓練に耐え、仲間を強調します。
ちょっとした違いが蓄積されて、大きな違いになっているだけです。