折角のウィーン♡

 

カフェも堪能しなくっちゃ♪ と

ランラン♡のピアノを拝聴した翌日

ルンルン♪と お一人様でも有名カフェにも並んじゃおっ!

 

と 30年ぶりに

 

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ザッハトルテ・・・・・・で有名な某ホテルのカフェに辛抱強く並んで入店する


この夜は オペラ。 

それも6時間の長丁場・・・・が待っていたので

すこぶる弱い己の腹を労わるべく

昼食とおやつを兼ねて

グヤーシュとケーキとアインシュペナ(ウィーン風クリームコーヒー)をオーダーした・・・・・・のだが

スープが出てきてからケーキは1時間近く待っても出てこなかった(笑)

 

日本の居酒屋のように 「すんませ~ん!!」と声をあげてサービスの方を呼ぶわけには行かないため

それなりの意思表示をし続けた


所謂「アイコンタクト」


ちゃんと担当者に目が合っている が

彼ったら

このカフェの内装のように華麗なるスルーをし続ける

確かに私はこのカフェに似合わぬ

華麗ならぬ加齢デブ婆

しかしだ

欧州に通い始めて30余年

訪問した国30余か国


欧州に住み始めて間もなくトータルで10年 


その辺のマナーと意思表示のバランスは理解している「はず」

 

だが それでも

あまりにも私の視線を交わされすぎることに

違和感は拭えない


憤るとか無駄に傷つく前に冷静に省みた

 

これは スルーなのか?

それとも私のただの被害妄想か? 

 

自問自答する

 

だが

周囲の客が一品目が食べ終わると

そのサービスの男性は

次のオーダーを確認する 若しくは お会計の意思を確認し

さっさと外に並ぶ長蛇の列の客を回そうとしている

 

こちらは

早めに腹に収めるものを収め

夜のオペラに備えて 腹の状態も観察せねばならぬ

 

アイコンタクトがダメなら・・・・と

軽く手をあげ 彼を目で追うけれど

さらにスルー

 

周囲の客のほうが

あら何故かしらね? と不思議そうな そして同情を加味したような

視線を投げてくれる

 

結局 他の客人が私が呼んでいると促してくださって

初めて 気づいた「ふり」をする

 

私はカフェの一等席 ど真ん中に堂々と通されたし

日本人にしては かな~り デブ かつ「存在感がある」 

否 「圧が強い」 「目力が強い(≒怖い)」 と

普段から敬遠される言われる女である

 

そんな私の存在に気づかないなんて・・・・あり得ないから


多分 カフェのど真ん中に鎮座する私を愛でたかったのかしらん?

きっとそうよ 多分そう♡

 

 

・・・・・とそこまで ポジティブ思考も持ち合わせていないし

それより 余裕ぶっこいている時間もない

 

「あの ケーキセット未だですか?」 と

確認をしてみる

 

そしたら え? 食べるの? と来たもんだ(笑)

 

 

いや~ オーダーしたろーよっ!

 

しかも

最初 スープだけオーダーして

その時に後から デザートもオーダーします♡ という私に

 

「後から持ってくるから 今デザートの分もオーダー入れていい?」 

と言ってきたのはあなた♡


だから

じゃ ザッハトルテのセットで♡ と

そういう会話も交わしたじゃん~

 

しかし 彼ったら

「きっと同僚にオーダーしたんだね

注意しておくよ!」

 

なんて とぼけて

お茶目さん♡

私が会話したのも オーダーしたのも

私がアイコンタクトし続けたのも

あなたよ あなた!

 

でも いくら欧州のゆる~い時間の流れに慣れている私でも

観光したいし ホテルで休憩したいし

あなたのカフェに並んで食べてお会計するのに2時間がリミットよ

そして そのリミットにとーっくに達しているの

 

という言葉は端折って

「あ 時間ないから もういいです」

 

といって 店を出た

 

両隣の客たちは

お気の毒に・・・・の視線を投げかけてくる

 

だって 皆並んで入った仲間だもんね~~~~


勿論全員が全員 こういう人ではなくて

ちゃんとキビキビ心地よく働いている人が多数派

 

たまたま

黄色人種か デブ婆が嫌いな人が担当だったのでしょう・・・・・


それにしても

あそこまでの華麗なるスルースキル

なかなか大したもんだわ!

この存在感半端ない女の存在を

完全に消せるとは

ある意味感動したっ!

 

ま、本音は

「ケッ!」だわよ

 だって

その時間でもう1軒美術館とか行けたじゃんね!?

 

 

だが

 

ケッ! で終わらせる私じゃない

 

その足で ウィーンの老舗カフェに立ち寄る

 

こちら 幸いにして まーったく人が並んでいなかった

 

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しかも 店員さんは非常にサンパだし

観光客もたまたま誰もいなくて

地元の方が1組いらしただけ


何より内装 もろ好みなんですけどっ!😍





ショーケースの中には惹かれる多種多様のケーキ

でもすっかりザッハトルテモードだからねぇ

 

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で 

ザッハトルテを頂戴することに♡


これがもう正解👍


昭和4-50年代

地元にあった

大きな大きなケーキ屋兼喫茶店の

美味だったケーキを思い出す

初めて頂戴するのに

懐かしい味だった


あちら 

のザッハトルテ が

チョコと杏ジャムが主張しあって

生クリームが中和させて昇華してゆく

旨さ なら


こちらは

どうぞどうぞ と

チョコと杏ジャムが譲り合うけど


あ、それじゃ

少しだけ


と杏が遠慮深げに 控えめに

でもその新鮮さ 健全さを 誇示する


そんな美味さがある


日本人的な味だな笑


店員さんに

あちらより

優しくて軽くて好き♡


と伝えると


みなさん そう仰る と

嬉しそう ←あくまで 個人の好みだけどね


たまたま空いている時間だったらしく

周囲に客人がいないのをよいことに




ケーキと記念撮影までするおばちゃん笑

ふふん と勝ち誇った顔をしてるわけよ

私は一体誰と闘ったんだか?


ま、時間とは戦ってはいたけれど。


こちらの優しいケーキのおかげで

夜のオペラも腹に支障なく

集中できたのは

前述通り♡



あ、全て事実に基づいてはおりますが

私見です♡


この日オペラ前に

ホテルに帰りシャワー浴びて

お召し替えするときに

指を挟んで血豆を作ったから

あまりけっ! と

文句は言うもんじゃないね


私念が強いから

ネガティブな念が自分に戻ってくるのよねぇ😁

笑いに変えないとっ!