(↑の写真は拝借)
今回のウィーン旅の1番の目的
それは 国立歌劇場でのオペラ・・・・
学生時代の恩師(複数)が
無駄にウィーンの国立歌劇場でオペラを聴くことのハードルを上げてくれたので(笑)
欧州あちこちの歌劇場でオペラを見てきていた私だけれど
ウィーンは未だ早い!と 意味不明なハードルを自分に課していた
(あくまで着席して聴くこと)
でもそんな私も50半ば
今はたまたま欧州に住んでるから良いけれど
骨を埋める覚悟はないので
いつ何があって日本に本帰国するかはわからない
(少なくとも自身の老後は日本のつもり)
行ける内に行っとかないとっ!と
考えを改めた
久々にウィーンに行ける!
さて何を聴こう!?
歌劇場の公式サイトを見て初めて知って驚いたこと
毎日違ういろいろな演目が演奏されているってこと
パリのオペラ座の場合
オペラはバスティーユがメイン(ガルニエのときもあるが)
ある程度の期間1つの演目が続けて演奏され そして次の演目に変わる というのを理解していた
が さすが音楽の都 ウィーン。
可能な人は連夜別のオペラを見続けることができるんだ!?
そしてそれをやってのける人も少なくないのかもしれない
ウィーン行きも急に決めたので(いつもそう(笑))
飛行機かつ見たみたいオペラのチケットが確保できる というハードルもある
その中でまだチケットが残っていて・・・・
おおおっ!
せっかくならコレよ!!
公式サイトで他のフォントより
飛び出て「私を聴いて♡」 と浮かびあがってきたのは
ワーグナーの ニュルンベルグのマイスタージンガー
演奏時間4時間半前後
休憩含めて6時間はかかる・・・・という
私にとっては生で聴く1曲では最長のオペラである
幸い 私でも手が届く(いえ全席買おうと思えば買えますが 働かない身
日本に帰るの自粛した身 今年になって既に4~5回旅をし、夏も少なくとも2回の旅を入れている身 故の「自粛」)
チケットも残っている
えいっ!と公式サイトをポチッ!
あ!
日本人の音楽好き旅行者が多いおかげか?
ありがたいことに
楽友協会も国立歌劇場もちゃんと日本語でチケットを購入できます
変なエージェントに無駄な手数料を支払う必要がないので
皆様 直接買いましょう♡
実はワーグナーのオペラを全曲生で聴くのは初めて(だったように思う)
さて ここからウィーンへの出発まで10日ほどあったろうか?
国立歌劇場でオペラを聴く♡ という長年憧れ続けてきた行為を前に
私はワクワクドキドキ♡するのではなく
私ならではの不安がつきまとう
それは勿論
<<私の腹は保つのか!?>>
ということ😅
空腹で腹は鳴らぬのか?
だが当日 当会場
腹を満たせば腹は壊さぬのか?
6時間無事に(腹を気にせず)演奏に集中できるのか!?
それに加えて
エコノミークラス 預けに持つ無し! という
安価なチケットを予約してある
昨今のエアはLCCでなくとも
やけに荷物のサイズに厳しい
機内持ち込みの許容範囲で
3泊の荷に加え
オペラ座用のバッグ、革靴に洋服を入れると
もうスーツケース半分の容量を占めることになる
欧州からの旅でもコレである
日本からオペラを聴きにくる人々
それもワーグナーの短くはないオペラをターゲットにする人々
私からしたら
正真正銘の「強者」である
時差と腹と増える荷物を乗り越えてくる
そのエネルギーにただただ脱帽である
そして
実際 日本からの観光客が
少なくないことっ!