今回 ４回目のウィーン旅にして初めてその存在を知り
是非行ってみよう！と思ったのが
オーストリア国立図書館 プルンクザール
しかし ガイドブックを持たず、スマホだけで旅をする私
決して地図の読めない女 ではない「はず」 だが
時折 グーグルマップ様の言う通りに動くと
とんでもなく遠回りをすることになる
目的地が大きな敷地や建築物だったりすると
すんなり「入り口」へと導いてくれない
ここプルンクザールもその１つ
目の前に その建物（のはず）は佇んでいるというのに
一体どこから入ればいいの？
先ずは図書館の入り口表示を見ながら移動する
「が」 そこは現在実際に市民に利用されている図書館であり
私が目指している場所とはどうやら違ったらしい
「ツーリストは使えないよ」 と受付の方
サイトの写真を見せて
彼女のいう通りに進めど なかなか入り口が見当たらない
別の図書館で働いているであろう女性に確認すると
この建物の真裏になる と 先程の説明とビミョーに違う答え
「役所あるあるか？」
その指示に従い
ドデカイ建物の裏へ回る
結構な距離を歩くことになる
・・・・・・喉乾いた・・・・・・
そう。この日は おふらんす「ここ」では久しく拝めていなかった太陽がさんさんと照り付け
あ～欧州の良い季節ね♡ を通り越し
テクテク無駄に歩くには暑い・・・・
興奮気味で夜も眠れず 朝から動いている私には さらに辛い・・・・
さっさと入り口を見つけよう・・・・
真裏に行ったは良いけれど
・・・ぽい入り口は皆無
さらに その建物を清掃しているであろう女性２人組を捕まえ
「この図書館に行きたいの！」 と
スマホのサイトとわかりやすい写真を見せると
「こっちよ～」 と
多分 勤務している人しか通れない裏通路に導いてくださり
ようやく！ ようやく到着したのは
図書館に訪問しようと最初に辿り着いた場所だった
←私的あるある・・・・
ちゃんとソコにある入り口を見落とし
グーグル地図に従って 遠くへと歩いて行ってしまったのだった
が、 最初にこの付近で観光客に質問し辿り着いたのが宝物殿
そしてそこのチケット売りのおじさんに確認してグーグルさんを見ながら
辿り着いたのが
市民が利用する入り口
巨大な建物をぐる～っと回り
何歩稼いだことだろう？
時間にして軽く１時間は歩いていた・・・・・
ま、 ダイエットにはよかろう・・・・
・・・・・ということで ようやく入場を果たした図書館
この図書館の詳細については リンクした「日本語」のサイトをご覧くださいませ・・・
兎に角「圧巻」
しかし あちこちのオールド図書館、巨大図書館、諸々見学してきている私だけれど
こちらの煌びやかさも人の多さもハンパない・・・
そのせいか？
アイルランドのトリニティカレッジやポルトガルのコインブラ大のオールド図書館に比べ
重厚さは感じない というか
装飾に目を奪われて・・・・
しばし天井をお口あんぐり・・・・で見ていた（笑）
何故か他の場所より日本人のオバちゃん（私もオバちゃん）率高し
ちょうど ブルックナー生誕２００周年とかで
彼の直筆の楽譜とかの展示をしていました
普段 自主的に聴いていない（コンサートでカップリングされてて聴く程度）作曲家さんだけれど
これをご縁に ちょっと聴いてみようかな・・・・
前回１泊２日で
他人様の３泊４日分くらい効率よく見学しまくった私とは思えぬほど
非効率的な初日
こんなことじゃ 夜の闘いに敗れてしまう・・・・
（ハイ この時点で楽友協会の「立ち見席」争奪戦に参戦するき満々）
疲れた身体を癒し
時間的にも弱い腹的にも
コンサートに向けて夕餉のとれぬ私は
カフェでランチ＋αで腹を満たすことに
しかしここでも入店１時間待つ・・・・・
並んでいると 諦めるまでの見極めが難しい・・・・
（いえ 寝不足のせい）
ウィーンの老舗カフェの１つ
カフェ・セントラル・ウィーン
かなり大きく席数も多いのだけれど
それ以上に観光客が押し寄せ 待たされる
まずは 腹に優しいであろう
ウィーン風スープ
細いパスタと婆ちゃんのすいとんを思わせる
団子入り
この団子が何故か（欧州にはないゴボウ）の味がほんのりして
優しく美味♡
ショーケースに被り付くように
品定めをし
選んだのはチョコレート味のもの
（良い意味で）あか抜けないビジュアルがこのカフェの内装に合っている
味も昭和に家族で愛用していたケーキ屋さんを思い出させる
素朴な優しい味
ん～うま～
ここの店員さん
皆様観光客にも紳士的で〇
ここからホテルは歩いて１０分程度
一旦ホテルへ戻り 夜の闘いに備えましょう・・・・