もう8月ですか!?(驚)

私が今年も何もせずに引きこもっている間に時間だけは経過してゆく・・・・(呆)

まぁ 私は気にせず私の時間軸でのんびり生きてゆくつもりです・・・・(開き直り)

 

そんな悠長な心構えの日々のせいか?

5月頭に訪問したモロッコはフェズ&シェフ・シャウエンへの旅から

もう3か月経過しようとしてるとか・・・・(驚)

旅行後1か月寝込み~ 仏国内旅をし~・・・ で日常に戻り~・・・・

 

もうモロッコ旅について書かないと思ってたでしょう!?(笑)

でも  ボチボチでも備忘録は大事←自分にとって 

ということで 記載させていただきます

 

 

今回のモロッコ旅よりさらに遡ること1年と4か月前(どんだけ戻るよ!?)

 

イタリーはプーリア&バジリカータの旅で参加した

 

パスタ教室@レッチェ のレッスンがめちゃくちゃ楽しくって ↓そのときの記事

 


 

イタリーのマンマの味をそのまま教えていただけるわ

ご家庭の様子を垣間見ることができるわ・・・・

何より

知らない異国からの参加者と同じものを作って食べるって稀有な行為も

テンションあがるわ・・・・(このときの他の参加者は北欧のお医者様ご夫婦 今でもインスタで繋がってます)

 

ただ観光地をふら~っと回るより 何かしたい!という思いがいつも強いので

今回のモロッコ旅も

現地の奥様に教えていただけるモロッコ料理のお教室に夫婦で参加しました

 

普通にネットで モロッコ料理教室  を検索

口コミ点数が良くかつ<<リーズナブル>>なものをチョイス

 

我々夫婦は私の勉強を兼ねてフランス語コース

大抵のお料理教室は仏語か英語 の2種類いずれでも受講可能

(日本語のコースも日本の旅行会社で検索すればあるかも!? ←要確認)

 

 

 

 

メディナ内にあるリアドに泊まっていると

あまり「太陽」を感じることがない

それが暑さから身をまもるこの国の古くからの知恵なんだろうけれど・・・・・

広場に出ると頭上には紛れもない夏の青空が広がっていて

いい天気だな・・・・ 今日も暑いんだろうな・・・・な

気配を感じる朝だった

 

 

宿泊したリアドまで主催者側のムシューがお迎えに来てくださり

延々と(続くと錯覚する)メディナ(旧市街)の中を歩いてゆく

夫も殿方も歩くのが早いが

私は歩くのがすこぶる遅い かつ 折角だから撮影もしたい!と

「待ってよ!」を何度口にしたことか!?
(相手から見たら きっとノロマ🐢な客)

 

ムシューはよく知る道のりを

客のテンポをあまり気にせずズンズン ズンズン歩いてゆく

 

時折 夫の質問や私のあげる感嘆の声に反応して

説明をしてくれるので

不愛想という訳でもなく

ただ先を急ぐタイプなのだろう・・・

 

 

 

メディナの奥へ奥へ・・・・

 

奥へ・・・・は

私からしたら ディープな世界へ・・・・と

言葉が脳内で変換されてゆく

 

 

徐々に観光客は目にしなくなり

まさに現地人だけが立ち入る

生活に密着した場所なんだろう

 

こういう場に異国民だけで入り込むにはチト勇気がいる

 

 

 

 

(大根もちゃんとあるよ!)

 

 

ムシュー行きつけの店で

今日のレッスンに使う食材を購入して

必要なら下ごしらえをお願いし

その間に他の店でさらに材料を購入する

 

 

以前もこの写真は添付したけれど

メインは鶏のタジンがいいなぁ・・・・という私のリクエストにより

急遽 牛肉から鶏へ変更

 

鶏肉屋は生きたままの鶏を扱っている

新鮮!

 

私達が他の買い物をしている間に

鶏屋が この鶏を絞めて

精肉してくれている

 

暑い場所 

どうみても冷蔵庫も無いような市場で

肉を買う!? 平気なのか!?とちょっと気になったけれど

いやはや 腐る間もなく胃袋へ収められるのだから

そこは案外どこよりも安全なのかも・・・・!?と

中国は貴州省の少数民族の山里で

オーダー後絞められた鶏の断末魔の声を聞いてから頂戴した

鶏料理を思い出した

 

先進国では忘れてしまいがちな

「生命を頂戴する」 という行為を

確認しながら 彼らは生きているんだ

 

生命をいただきます! なんだ

 

一連の買い物を終え連れて行かれたのは

ムシューが奥様と経営する

小さなリアド

 

 

 

 

 


 

 

我々が過去に利用したどのリアドよりもこじんまり・・・・としているから

「小さな」と表現はしたけれど

実際は

天井は非常に高く

夫婦2人で管理するのは なかなか大変そうな

美しく古い家屋だ

 

ただ 現地人の生活エリアにあるため

一般の観光客がこの宿に辿り着くのは

少しハードルが高いように思う

 

彼らは

自宅で旅行者に家庭料理を教えるよ!というグループ(?)のようなものに

名を連ねていて

私達観光客が申し込むと

サイトの方から紹介される。

そのサイトの登録者は

一律の金額、サービス内容を客に提示することで

収入を得ているようだ

 

(家庭料理なので 参加する家により

味やレシピは異なるだろうけれど)

 

 

 

 

市場で購入してきた食材を

あらかた下こしらえしていただく間

私達夫婦は 出していただいたミントティーで寛ぐ。

 

この日この家での参加者は我々夫婦2人だけ

貸し切りだった・・・

 

 

 

ちょっぴり恥ずかしがり屋のマダムの

言葉の足らないところをムッシュが補助しつつ

まずは マダムが手本を見せ

その後私や夫が倣って実践する

 

 

インゲンマメの筋を取ったり

焼いたナスやピーマンの焦げをとり、皮をむいたり・・・・

実に簡単な作業だけれど

普段することのない夫には新鮮でなかなか楽しそう

 

私も 日本の主婦代表だ!とばかりに

器用なところを見せようと意気込むが(その必要はないはず)

何せ小型のナイフでみじん切りとか経験がないので

かえって戸惑う(笑)

 

あくまで家庭的な教室

レシピを印刷されているわけでもないので

質問しつつ 脳内にインプットしてゆくしかない

 

それがまた やけに楽しい・・・・

 

 

マダムと私は年齢にしてマダムのほうがずっと若いのかもしれないが(年齢不詳)

なんとなく自分の婆ちゃんと一緒に台所に立っている頃を思い出す

 

 

鶏の皮と肉の間にたっぷり

マラケッシュなスパイスを塗って・・・・

エスニックな香辛料好きの私は

作っている過程でも十分幸せ♡

 

 

 

 

鶏のタジン

インゲンマメのモロッコ風サラダ

トゥクトゥーカ(ピーマンのトマト煮のようなもの)

ザアルーク(焼きナスとピーマンのペースト)等を夫婦でつくる。

 

ゲ・・・ どんだけ!? な量が出来上がる

 

が、

やはり新鮮な食材で1から自分達でつくる!というのは

食欲が増すね・・・・

 

どれもこれも まぢんめ~!?!? と

完食!

 

フェズ1おいしい!という市場で売られているパンも

どこのパンよりも実際に美味で

これまた完食!

 

胃袋 どんだけ広がるの!?

 

・・・・・な 大満足のお教室&お食事でございました・・・・

 

 

エスニック料理が好きな方には こんな旅もオススメでございます