(写真は欧州で屈指の透明度を誇るアヌシー湖)

 

 

モロッコから帰国して半月以上臥せってふとん1

続いて 仏国内旅行 アヌシー及びサヴォア地方に出向き

帰宅後半月臥せる・・・・ふとん1

 

そんなに臥せるなら 「もう出かけるなっ!」という自己ツッコミを入れたくなるが

ホレ旅好き故・・・・・夫に提案されたらホイホイついてゆく・・・・・。

 

元々虚弱ババアでもあるが

実は モロッコが風水だか何だかわからないけれど

「今」の私にとって 方角が悪かったんではなかろうか!?と

密かに気になるほど体調を崩しておった・・・

 

血痰を数日続けて吐くほどの激しい激しい激しい!咳

ようやく治まったかな?と旅に出て(この旅も1週間延期してからの旅)

2週間近い下痢

下痢がようやく治まったら

もうあがった!?と思っていた生理が戻ってきて

その激痛と出血っぷりったら!あーたっ!!(涙)

 

そして 昨夜は 孤独に打ちひしがれる・・・・・ なんて

表現では決しておさまることのない

「悲しくて悲しくて×∞」で

どうしようもなかったのだけれど

 

「うーちゃん 今仏国内全国的にオラージュ(嵐)の予報だから!」 と

私の性質(体質)を理解している夫(笑)

 

ほどなくして

強風と大雨・・・・

 

ああ なるほど・・・・

 

下手な天気予報よりずーっとアテになる!?私の身体 恐るべし・・・・(笑)

 

 

 

ようやく 今日は家の中をスッキリさせるべく

清掃に勤しみ(心身不調だと なんか雑然としてくる不思議)

3回目の洗濯機を回しながら

パソコンに向かっている・・・・「なう」 なのだ

 

ふぅ・・ お疲れ様私・・・・。

 

 

さて モロッコの備忘録

 

 

10年前のモロッコ旅も

ワルザザードあたりで 旅行者向けの美しい「ハマム」とやらを利用し

そりゃ 極楽!極楽! だったような記憶があった

 

マッサージやアロマテラピー大好き夫婦

在・上海では週に1~2回マッサージに通い

フランスでも お気に入りタイマッサージの店がある。

 

ということで勿論!今回のフェズ旅でも予約を入れた

 

割高だろうが

旅行者に評価の高い清潔感のありそ・・・な場所をチョイス。

 

そういうところで

「現地の人に混じって・・・・」とまでは勇気が出ない私

 

 

 

 

 

入り口で予約した旨を伝えると

部屋に案内してくれる

 

基本男女別の入り口だが

我々のようにカップルで予約を入れれば

一緒に案内されるシステム

 

・・・・で カップル用のハマムに通される

 

 

 

 

サウナ?のように 温められた石のベッドの上に

水着か下着姿(前に利用したときは アロマテラピーのように紙のパンツを

利用したのだけれど ここは水着に着替えろ言われ

ハマムにうっかり持参しなかった我々夫婦は 帰宅するときにノーパン前提で(笑)

そのまま下着姿で横たわることに・・・・・ ということで水着必携のようです)

 

じんわり・・・・背中から温められるの心地良い♡

 

たかだか1週間弱の旅の内 片道5時間超のシェフ・シャウエンへ1泊旅まで入れてしまった私達

そうなると限られた時間しか残らぬフェズでの旅程のつまっていること!

 

欧州人の「ヴァカンス」は非日常の場でのんびり・・・・ 移動せずに のんびり・・・・に徹するのだろうが

私達日本人夫婦 その中でも<貧乏性>夫婦は

限られた時間で アレもコレ! 折角旅費をかけて出向いているのだから・・・・と

忙しなく動き回る 故

旅先では モーレツに疲れる

 

そんな心身ともに疲れた私に

背中から じんわり・・・・「温(ぬく)い」ということは

どれほど うっとり・・・ 極楽なことだろう!?♡

 

 

しかしっ!

 

極楽♡極楽♡ と思っているうっとり気分の私に

担当のオバちゃんが何の前置きもなく

ザバーンッ!!

顔目掛けてお湯をぶっかけった!叫び

 

 

「極楽♡」 が 拷問!? ドクロの様相にとって代わった瞬間だ

 

 

へっ!?と思う間もなく

またもやザッパーンッ!

 

 

小さな頃 シャンプーが大嫌いで

親に頭から湯をかけられたときのように

アプアプしながら

両手で必死に顔を抑える

 

おばちゃんの立て続けのザパーンッ!!の合間に

必死に息を吸い

 

また ザパーン!という

あまりにも勢いの良い 湯攻め拷問を耐え抜く・・・・

 

 

その後 サボン・ノワールなる石鹸(?)で

全身ゴシゴシ・・・ 痛いくらい 洗ってもらい

しばし石のベッドで放置・・・からの

 

ザパーンッ!湯攻め(笑)

 

洗剤が流し終わって

ほどよく湿って汚れの浮き出た私

 

 

今度は容赦ない垢すりの刑が待っている(笑)

 

皮膚を傷める云々 そんなことお構いなく

ゴシゴシゴシゴシ

文字通り ゴシゴシゴシゴシ・・・・

垢すりで私の前進をゴシゴシする(笑)

 

驚いたのが 顔まで ゴシゴシ!

 

 

50余年生きてきて

多分 顔を垢すりするのは初めてのような気がするが

 

コレ 勘違いではなく

垢すりの後 顔がツルンツルンスベスベになったのには驚いた(かといって

今後するとは思わぬが)

 

基本 毎日シャワーは浴びてはいるが

日本のように毎日湯船に浸かっているわけではないせいか?

 

己でもドン引きするくらい

体重何キロか減るちゃうの!?というくらい

私は垢だらけ叫び

この垢丸めて 「垢太郎」余裕で何体か作れるな・・・・・と思うほど

 

どんだけ 汚れているんじゃ!?私・・・・

 

 

そして その垢を落すべく

また湯攻めの刑

 

 

さて その後

マッサージタイム!? 否 どうやら精油のパックタイム

 

ここはベルサイユ?

私は 王妃マリーアントワネット!?

 

 

そんな気分にさせてくれる

薔薇の花弁入り 薔薇の精油で

全身優しく マッサージ

 

さっきまでのおばちゃんとは別人のように

優しく・・・ 優しく・・・・

 

嗚呼

 

極楽極楽♡

 

とうっとりしていると

また前置きなく ザッパーンッ!と来たわよっ!

 

「ハイ 終わり あっちに行って!」 と

ツッケンドンに言われ

 

今度は マッサージの部屋へ・・・・

 

 

そこでは よく受けるアロマテラピーのように

全身 オレンジの花の香のミストをかけられ

今度こそ 極楽♡ 極楽♡・・・・・ な 時間が続くのであった・・・・・

 

 

 

ま、 概ね ハマムを受けて良かった!

 

 

・・・・・・で フランスに帰国したのだけれど

 

 

 

その後の 激しい激しい激しい!(しつこい)咳

 

その内 血痰まで出始める(結局医師曰く 激しい咳で喉を傷めただけ だったんだけれど)

この痰に混ざる鮮血をみたとき 不安になったよね・・・・・

 

あの・・・・ 湯攻め の 湯

最初 若干呑み込んだような気がしたのだ

 

それでなくても

水道水は飲まずに水は購入して飲む旅先で

貯めれていた湯が体内に入ったら無事なはずはないじゃん!?

 

結局 その後咳は治まり(咳喘息があるから 通常程度の咳に戻った)

熱も出ていない

大丈夫だった・・・・のかな?

とは思ってはいるのだけれど

 

 

巨大な虚弱児 旅先での楽しみは「ほどほどにすべし」 と

また1つ学びがあったのだった