自宅でのお夕食と 後傾ぎみの時間の経過 | それでも 満腹中枢はお留守です!?(仏国移住篇?)

それでも 満腹中枢はお留守です!?(仏国移住篇?)

愛しい娘は空の上。夫は安定した地位と収入を手放し「た」
50過ぎからの刷新人生(驚)やっぱり今日も食べて食べて食べ尽す。満たされぬ婆の言いたい放題書き放題自慰ブログ。消化不良を起こしても自己責任でよろしくネ♡ 無断リブログはご遠慮ください

イブは「大」興奮の高層階で「非日常」を過ごし

昨夜は 全くクリスマス色はないけれど・・・・・

娘のリクエスト 「ママの唐揚げ&鮭の味噌漬けがいい!」を叶えるべく

地味だけれど 家でのんびり・・・・「日常」のお夕食。

 

娘と離れて暮らすようになり、「限られた」お夕食をつくってあげられるチャンスに

リクエストされるものは 似たり寄ったりなので 既視感満載(笑)になる。

 

 

上海の自宅で最終日に鮭がいい塩梅に漬くには 数日を要するが

残念ながら私たちは北京に出て留守。

北京から戻った翌朝にKATE&KIMIさんに届けていただくように

脂ののっていそうな鮭をオーダーし 到着して即座に解凍。

自家製の味噌だれをつくり漬け始めた。

 

幸いにも いつもよりタレをしつこくぬりたくってからの保存だったので

1昼夜で十分味が染み込んでいた^^

 

唐揚げは 我が家は自家製のニンニク醤油を常備しているので

それに生姜をつけるだけ。

ただ 醤油にニンニクを混ぜるより

「マイルド」なニンニクの香を楽しめるのでお薦めです♡

 

あとは「野菜」を食べさせたい!と

これでもかー!と 具沢山にした味噌汁

でもがんばっても 8種類の野菜しか入らなかったけれど(笑) や

ほうれん草のお浸し、娘の好物の大根とホタテのサラダ等々・・・・・

手間はかかってはないが

娘は大満足だったもよう。


夫が用意しておいた 今年のヌーボーは 私が入院していたため、昨夜三人で楽しんだ。


日本の法律20歳より 数年前のめりに

一緒に酒を楽しめるのは ありがたい。

 

海外じゃ 焼き魚は難しいように感じるが

おふらんすで編み出した方法・・・・・で焼くと

海外でも焼き魚を楽しめます♡

 

オーブンを180℃(個体差あるのでお好みで)の余熱でアツアツにしておく。

この際 鉄板の上に掃除がし易い&熱の効率を上げるためにアルミハクを敷いておく。

と同時に 備え付けの網ではなく

揚げ物パット

 

「揚げ物パッド」の画像検索結果

 

↑こうやつね・・・・ の上の網だけ一緒に加熱しておく。

(案外くっつきやすいので私は油を軽くぬっておく)

 

この網を使うと 鉄板に非常に近いので

日本の魚焼きの網状態が オーブン庫内で出来るってわけ。

 

思いついたとき 「あたしって天才♡」 と自分を誉めて「あげた」わ(笑)

 

十分にオーブン庫内が温まったら

焼くものを並べ

大抵180℃のオーブンで15分~20分で 良い状態に焼ける。

「焦げ目」をつけたほうがおいしそうなので

私はなるべく上段で焼いている

 

日本の魚焼き器で焼くのと「全く同じ」とは言わないけれど

フライパンで焼いたり(みずっぽくなる) ルクルーゼのグリル用パンで焼いたとき(パサパサになる)より

ずっと焼き魚っぽく仕上がった。

オーブンの細かな温度調整と焼き加減の調整で

外はカリッと 内はふっくら・・・・も実現できるよ!

 

無論 私はずぼら&手抜きシェフなので

菓子作りなんぞ 1~2年に1度の割合でするかしないか・・・・だから

オーブン庫内の「におい」に過敏ではない。

(ちゃんと毎回清掃してるが)

 

菓子より焼き魚!和食だ!という方にお勧めの方法です。

 

1夜開け今日は「会食」の予定が入っていて

明日の朝から私たちは日本入りする。

 

 

今か・・・今か・・・・と待っていた娘との再会も 気づけばあっという間に半分以上を消化。

UKに持ち帰る荷造りをしている様子を見ながら ちょっぴり寂しさが芽生える。

 

 

時間は確実に前に進んでいるのだし・・・・

若い娘の時間は きっと前のめりぎみに進んでいくんだろう・・・・

 

勿論 時間は止まらずに 進んでもらわねばならぬのだけれど・・・・・・

もう少し もう少し・・・・ 一緒にいたいよ。。。。

 

そう思う私の時間は いくらか後傾ぎみ・・・・・に進んでいるように感じている。

 

 

今の我が家の大きな大きな書棚の一角に 娘の本コーナーがある。

 

そこに 娘が年中の頃 大好きだった幼稚園の神父様であった園長先生と私に

自主的に紙粘土でつくってくれた 天使が飾られている。


確かクリスマスに贈ってくれたから あれから14~5年かあ。

私にとっては 今も変わらず宝もので いつも目につくところに飾ってある。

 

幼稚園の先生に絵本だか紙芝居で読んでいただいた

アッシジのフランチェスコ様の逸話を聞いて偉く感動したらしく・・・・

いかにフランチェスコ様が素晴らしいのか!と 帰宅後私に説き(笑)

それから しばらくの間 「天使様になりたいの!」と 言い出した。

きっと彼女が 公言した「夢」は あれが最初で最後。

 

その後 彼女の内で 「夢」や「憧憬」は その時々で

いろいろと変化していったのだろうけれど・・・・

そして それを具現化するために 昼夜精進しているようだが・・・・・

 

娘がどこを見つめ どこに向かっていくのか・・・・

私は知る由も術もなく・・・・

 

ただ 時折こうして再会する時間に

彼女のがんばる背中や横顔をみつるだけ・・・なんだろうな。

 

「私たち親にできることは限りがあるのかもしれないけれど・・・・

でも 困ったときは 飛んでいくからSOSは言ってね!

通常『飛んでいく!』は 急いでかけつけるの意味だけれど

私たちは文字通り『飛行機で飛んでいくから(笑)」

 

さっき そう伝えたら ちょっぴり恥ずかしそうに

「・・・・ん」と応えた。

 

私にとっての娘。


愛らしいぬいぐるみを むぎゅーーーっと抱きしめる時に似たような内から沸き上がる衝動も

含有するほど(笑)

愛おしくて愛おしくて仕方なかった存在から

いつしか 大切だが、 でも 静かにみつめる対象に変化している。

 

「愛のカタチって変化するんだね...

私 あなたのことを大事なのは変わりないけれど

静かに思う対象になってるかも・・・・」 

と伝える私に

 

「・・・ありがたい。 ママは暑苦しすぎるから・・・・・」 と娘。

 

多分・・・ 本当に「静かな愛」を知っている人間は

そもそも 愛を口にしないものだと思うけれどね・・・・(笑)

 

気づいて クスリと微笑む私。