今日はいつものブログと全然違うお話。
アルゼンチンのラッパー Paulo Londra(24)について。
私が一番好きなラッパーなんだけど、ここ2年ずっと曲を出してなくて子供が生まれたから育休だと思い込んでたんだけど、実はコロンビアのプロデューサーOvy on the Drums(とその代理人)ともめて訴訟までおきてたらしい。
Ovyはコロンビアでめっちゃ有名なプロデューサーで、すごくメロディアスなレゲトンを作るから私も大好きだったんだけど・・・。
これとかすごい好き。
でも弁護士が同行してない状態の若造Pauloに「今回出すミュージックビデオの契約書だよ」と偽って、自分のレーベル(BIG REGAS)と3年しばりの契約書にサインをさせて、人気が出てきたPauloが Ed Sheeranとコラボ曲↓をだしたら
Ovyがプロデュースしてないにも関わらず売り上げを横取りしようとしたの。
MVの最後のほうで仲良く一緒にダンスしてたOvy(途中でジャンプして入ってくる金髪ウェーブの兄ちゃん)
仲良く見えたけど金づるだと思われてたのつらいね…
で、Pauloは曲を作るとOvyにお金が入っちゃうから2年間曲を作らず、訴訟を起こし、最終的に勝訴して2年ぶりに新曲(もちろんOvy要素ゼロ)を続々と出してるんだけど。
その新曲の1つにアルゼンチンのプロデューサーBizarrapとのコラボ曲「#23」っていうのがあって、今まで何の気なしに聞き流してたんだけど、今日衝撃の事実に気づいた。
Bizarrapは色んなアーティストをプロディースして「#1」から順番に曲をだしてるんだけど、アルゼンチンのラッパーTIAGO PZK(我が家の愛称「沙悟浄」)と2021/12/29に「#48」を出してるのね。
曲の途中で沙悟浄がシーってしながら「Bizarrapの#23は僕たちのひみつだよ。」ってささやいてるところがあるのに今日気づいたんだけど、
あれ?
Paulo Londraとのコラボ曲「#23」は2022/04/26リリース。
「#48」が半年前で「#23」が2か月前って順番おかしくない??
ってリストを見たら、BizarrapがPaulo Londraのために「#23」は欠番扱いにしてずっと待ってたの。
2年間も!!
※Pauloが#23の背番号つけてバスケしてるからたぶんPauloにとって大切な番号
同じアルゼンチンの仲間として「不当な契約は許さない」ってBizarrapがPaulo Londraを擁護してて、2年間ずっと待ってやっと実現したコラボ曲がこれなんだけど、OvyとBIG REGASへの反論の曲だった。
「自分自身を見失ったこともあるけど僕はやっと戻ってこれた」
「僕は決して(世間から)『消えた』とは思ってない」
「彼らが僕の悪口を言ったとしても、僕はいつも祝福されてるからね」
って歌詞でなんでロッキーの曲がアレンジされてるのかやっとわかった。
で、曲の最後に「Bizarrapのセッション#23(が欠番だったのは)は僕のためだよ、もちろんね☆」って言ってBizarrapとハグしあうんだけど、その後涙をぬぐってるの!!
この2年間の思いとか、裁判が終わって自由に歌えるまでずっと待っててくれたBizarrapのこととか色々あふれ出してしまったんじゃないかと勝手に想像して私も涙
まぁ、Paulo Londraのバックグラウンドに興味ある人日本に誰も居ないと思うけど…
でも、いい曲なんで布教活動
Ovy要素ゼロの新曲1発目 Plan A
というわけで、次から通常ブログの予定☆
オマケ:
リッカさんが小1ぐらいの時使ってた自由帳でみつけた謎のワード。
なんでや…