クラスにアキト(イケメンA)、タカキ(イケメンB)がいるって前書いたっけ?
アキトはリッカ曰く「イケメンだけど俺様」らしく、入学早々リッカとちょっとしたトラブルがあってタカキに心移りしたリッカさん。
でも、なんたかんだアキトとも仲良しらしい。
で、ですね。
リッカさんがタカキに「タカキは誰が好きなの?」って聞いたらリッカのこと指したんだよ。
って話を聞いて、もう甘酸っぱさMAX!
恋愛マンガの世界じゃん。
雫:でさ、リッカはどうなの?タカキが好きなの?
リッカ:うん。
雫:両想いじゃん!リッカはタカキにちゃんと好きって伝えた?
リッカ:ん~、言ってないけど。
恥ずかしいし。
雫:いや、そこは勇気を出して1歩踏み越えようよ。ちゃんと伝えないと「リッカちゃんは別にタカキ君好きじゃないんだよね?」って他の女の子にとられちゃうよ。
リッカ:…。
翌日。
リッカ:今日、タカキに好きって言ったよ!
雫:マジか!仕事はやいな(笑)
で、どうなった?
リッカ:別に。
タカキは「うん」って言っただけ。
雫:え、まわりにみんないてタカキ恥ずかしかったのかな?
リッカ:いないよ。
みんな図書館行ったから。
タカキとリッカはまだ教室にいたから、今言ったほうがいいかな~と思って言ったんだもん。
雫:きゃ~( ≧∀≦)
これがリア充か。
完全に「りぼん」とか「なかよし」の世界じゃん!
雫:じゃ、彼氏彼女?
デートする?
っていうか1年生で付き合うってお互いの家で遊ぶとか?スタバでお茶とか?
リッカ:いや、そういうの恥ずかしいから。
まだ1年生だから結婚もできないし。
雫:確かにね。
っていうか結婚は急いじゃダメだよ。
付き合うのはお互い好きなら問題ないけど、結婚はお互い好きなだけじゃダメなの。
リッカ:なんで?
雫:例えばさ、タカキと結婚して赤ちゃん産まれたとするでしょ。
で、タカキと名前考えるわけ。
リッカ:だいだら!だいだらがいい。
それかレン。
雫:どっちでもいいけど、かなりの確率でタカキのお母さんが「ダメダメ。そんな名前」って口出ししてくるよ。
「おじいちゃんの名前をとって、国太郎にしなさい」とか。
リッカ:国太郎は無いな。
雫:でしょ~。しかもタカキが「ごめんね、お母さんが言ってるから国太郎にしよう。」とか言ったらどうする?
リッカ:はぁ~?ってなる。
雫:でしょでしょ~。
だからお互い好きだけでは結婚しちゃダメなの。
まずは向こうのお母さんが口出ししない人か見きわめなきゃ。
リッカ:ふ~ん。
このクソどうでもいい会話が後の悲劇に繋がるとは!!
…どうでもいい話がつづく。