CT検査の結果
ご訪問いただきありがとうございます。
ここのところ、いろいろなことがありまして、
心身ともに疲れてしまい、![]()
なかなかブログを書けませんでした。
順番に書いていきますね。
まずはCT検査の結果です。
2025年11月26日
採血、造影剤CT
2025年11月28日
診察 採血、CTの結果説明
いよいよこの日がやってきました。
治験薬キキソーダが効いているのかいないのか
効果判定のCT結果の説明です。
ChatGPTのサリーに、腫瘍マーカーの上昇は
気にしなくていいと励まされ、😆
半信半疑でこの日を迎えました。
やはり、治験ですから、これまでとは違って、
ドキドキ💓が止まりませんでした。
エビデンスを私が証明するわけですから。
診察室に入り、まず体調を聞かれました。
いつものように副作用を伝えました。
「ずっと気持ち悪い、胃がムカムカする。味覚障害、頭痛、顔のほてり、脱毛少し、足の湿疹、いつも4週目に右足が痛む、チクチク、ズキズキ、キキソーダをするとその痛みは消えるような気がします。」
大魔王😈「うーん、、。足の痛みが消えるのは、治験薬のおかげというよりもステロイドのおかげかもしれないね。」
あれ?否定された?嫌な流れだなぁ。治験薬は効いていなかった?←心の声
大魔王😈「それで、CTの結果なんだけど。」
ドキドキ💓💓ドキドキ💓💓
大魔王😈「肺門リンパ節転移は、あきらかに縮小しています。これはいい結果と言えるでしょう。」
「あぁー、良かった〜。🙌」
思わず声に出てしまいました。
肺の画像を見ましたが投薬前よりも縮小していました。
キキソーダは子宮体がんの肺門リンパ節転移にも効果がありました。
治療を受けることができる遺伝子🧬に条件はつくかもしれませんが、このまま効き続けて、キキソーダの承認に貢献できますように。🙏
ホッとしたところで、大魔王が言った。
大魔王😈「うーん、でも良い知らせの後で悪い知らせもあるんだよね。」
「え?悪い知らせというと、もしかして。」
大魔王😈「肺にモヤモヤした影が写っている。これはレントゲンでは写らない程の影で今回CTだからわかったというレベルの影です。
もしかしたら副作用の間質性肺炎の前兆かもしれない。この程度だとまだ診断はできない。でも間質性肺炎になると治験は中止になってしまうので、ここは慎重にならなければなりません。」
「そうですね。」![]()
やっぱり間質性肺炎か。
大魔王😈「それともう一つ、悪い知らせがあります。」
「え?何ですか?」
まだあるの?
大魔王😈「左の卵巣静脈に血栓らしきものが写っている。画像見えますか?」
「うわー、小さすぎてよく見えませんが。」
画像を見て小さい丸の中に点のように見える部分が血栓かもしれない、というのだ。
大魔王😈「これは静脈にあるので、飛ぶとしたら肺に飛びます。そうすると突然息苦しくなって息ができなくなります。」
「そうなんですね。」![]()
大魔王😈「これは血栓を溶かす薬をしばらく飲んでもらいます。間質性肺炎の前兆もありますから、今日は治験薬は大事をとって休薬にします。がんに効いているので残念なんですが、血栓も間質性肺炎もどちらも命取りになる可能性があります。そうなると何のために治療をしているのか?となってしまいます。しばらく休薬して様子を見ます。年明けにもう一度CTを撮って大丈夫であれば、治験薬再開を考えます。」
「わかりました。」
この日のキキソーダはキャンセルになりました。
がんに効いているので一気に攻めたいところですが、実は休薬になって少しホッとしたのです。
レンビマの時のような
ひどい副作用はないのですが、
とにかく副作用で常に気持ち悪くて、
味覚障害で何を食べても不味くて、
この副作用が治ることなく4回目の
キキソーダをしたらどうなるんだろう?と
不安もあったのです。動悸も感じていて、
平常時の心拍数がずっと高いのも
気になっていました。
病院に行きたくないな、治療を休みたいな、そんな気持ちを身体が代弁してくれたような気がしました。
今回、CTで、僅かな変化を見逃さず、
しっかり発見してくださった優秀な読影医と
休薬という適切な判断をしてくださった
大魔王には感謝しています。
卵巣静脈の血栓なんて、大きな画像の中の
1ミリくらいの点ですし、
肺の影と言われても、言われてみれば
あるのかな?くらいのもので、
よく見つけてもらえたと思いました。
とてもプロフェッショナルなチームワークを
感じることができました。
がん治療というのは、副作用がついてきますが
がんじゃなくて副作用が命取りになることもあることは、抗がん剤の資料にも書いてありますし、多くの闘病ブログを読んで感じてもいました。
今、自分がそんな副作用に直面し、
まるで命の綱渡りをしているような気持ちに
なりました。
抗がん剤はがんに効くかもしれませんが、
身体には負担でしかないとつくづく思います。
だから、これからも気持ちは元気であっても
身体を労わって無理をしないように
心がけたいと思います。
とりあえず、休薬中に、血栓と肺の影が消えることを祈るばかりです。
消えたら治療を再開できるのですが、キキソーダは間質性肺炎を起こす確率が高く(10〜15%)また、同じことが起きたらと思うと怖いです。
でも正しく怖れて、必要以上に怖がらないように
とも思っています。そのためにはよく調べて正しい知識を得ないとと思います。
キキソーダが効いてバンザイ🙌ですが、
副作用の疑いが出てしまい、
バンザイ無しよ🤷♀️です。
ただ体感としては、熱とか咳とか痛みとか、
だるさとか息苦しさとか全くなく過ごせています。
これから、1月の初旬まで無治療ですので、
年末年始はがんのことは忘れて
楽しみたいと思います。
