​ホテル雅叙園東京 百段階段



ご訪問いただきありがとうございます。クローバー




東京続編です。



これからは東京へ行くたびに、

行ったことのないところへ行こうと決めて、

今回はホテル雅叙園東京に行きました。


ここには東京都指定有形文化財の

百段階段があります。




↓詳しくはHPをご覧ください。

https://www.hotelgajoen-tokyo.com/100da







このホテルはもともとは

日本初の総合結婚式場として

建てられたものです。


そして現代のホテルの中に昔の建物を残し、

有料で見学できるようにしています。


この階段は、欅でできていて、

昭和10年に造られた古い建物なので、

長い年月を経て、

欅特有の黒い輝きがありました。

歩くとひんやりとしていて、

つるつるとしていて気持ちがいいです。


私は欅の床とか階段が大好きなんです。

時を経るごとに重みのある風情になるのが

素敵です。日本の伝統美ですね。

古い日本の建築によく見られますね。


階段を上っていくたび

右手に宴会場が現れます。

宴会場は7部屋ありますが、

私たちが行ったときには

「時を旅する福猫」と題する

企画展をやっていました。




猫のコレクション展です。

猫好きの私にはとても楽しい企画展でした。


でも、やはり目を奪われるのは、

美しい天井画や壁画や彫刻の施された、

階段やお部屋です。

四季の花鳥画や螺鈿細工など

当時の贅を尽くしたであろう

豪華絢爛なものでした。


百段階段は、昭和10年当時の建物を

残しているものですが、

現在のホテルももちろん素晴らしく、

やはり美しい天井画や壁画や彫刻に

彩られています。

まるで美術博物館にいるような

気持ちになります。



ここでランチをしました。

レストランの前に、滝の流れる中庭があり、

これまた素晴らしい鯉が

たくさん泳いでいる贅沢な空間で

美味しいブッフェをいただくことができました。


目の前に広がる風景

美味しいお料理



この中庭でこの日もカップルが

花嫁衣装で前撮りをしていました。

とても素敵で見とれてしまいました。

こんな素敵なホテルで結婚式を挙げられる

お二人はなんて幸せなのでしょう。

どうぞ、お幸せに。🍀



このレストランの奥にある

トイレがまたすごいんです。

こ、これ、トイレなんですよ。びっくり


螺鈿細工の壁画 真ん中に化粧室の看板

黄金の天井画 奥の左側扉がトイレ





そしてさらに

現在のホテルを歩いていると、





和室宴会場への入り口



和室宴会場の受付






これを見た時には、


私「竜宮城みたいだね。」

娘「千と千尋の神隠しの世界だね。」


と思わず感想を言い合ったのです。


のちに、検索して知ったのですが、

このホテルは昔、

昭和の竜宮城と呼ばれており、

千と千尋の神隠しの

湯屋のモデルにもなったそうです。

やっぱりそんな雰囲気ですわ。



目黒雅叙園ホテルの名前は知っていても

こんなすごいところだとは

知らなかったー。

びっくり&感動しました。


このホテルの歴史はまだ90年ほどだけれど、

歴史的な建造物や、美術、工芸品は、

いつまで見ていても飽きないし、

昔の職人さんが語りかけてくるようで、

その素晴らしさに圧倒されるばかりでした。


すごいよ、日本の伝統美。

ホスピタリティへの探究心。

その心の姿勢に打たれ、

雅な世界に触れて心が満たされました。



さて、長々とお付き合いいただき、

ありがとうございました。

感動のあまり、

ついつい長話になってしまいました。🙇‍♀️




最後は雅叙園ホテルの

鯉の映像で癒されてください。