母が特養に入所して3週間。

先日、特養からの着信スマホ

 

夜中に2回嘔吐し

胃が痛いと訴えているとのこと。

 

これから施設のかかりつけの

総合病院に連れて行きます。 

入院になるかもしれないので

同行してもらえますか?

との連絡でした。

 

ちょうど仕事が休みの日だったので

私も急いで病院へ。

 

病院で施設のケアマネさんと

車イスに乗った母と合流。

 

消化器内科の医師の診察、

CT、血液検査をしてもらい

その結果を見る限り

『胃腸炎でしょう』とのこと。

 

その日は、吐き気止めの点滴を受け

会計を済ませたら18:30。

施設に戻る母とは病院でお別れ。

 

念のため、胃カメラ検査も

受けることになり、

次の私の休みの日に

予約を入れてもらいました。

 

母が施設に入所してから

休日に自分の予定を入れられるように

なったけれど、

デイサービスの通っているときから

母は私のシフトを知っているかのように

仕事が休みの日に呼び出しがかかります爆  笑

 

まぁ、母も新しい環境になり

気疲れもしているだろうし

心細いだろうから

付き添えて良かったけどね。

 

『胃カメラ検査の日は

私が連れて行きましょうか?』

と言ったのだけど、

施設のケアマネさんが

連れてきてくださるそうです。

 

施設の人って大変だなぁ。

でも、どんな面倒なことでも

嫌な顔をせず対応してくれて

ほんと、頭が下がります。

 

で、胃カメラ検査の当日。

認知症で指示通りに動けない母。

 

ケアマネさんと医師には

『もし、母が嫌がったら

無理に受けさせなくても構わない』

と伝えていましたが

検査室で母と別れて約15分後、

看護師さんに車イスを押されて

何事もなかったのように戻ってきた。

 

お母さん(私):『胃カメラ終わったの?』

 

おばあちゃん(母):『…(うなずく)』

 

お母さん:『苦しかった?何ともなかった?』

 

おばあちゃん:『…(うなずく)』

 

お母さん:『カメラ、口から入れたの?』

 

おばあちゃん:『…(うなずく)』

 

お母さん:『それとも、鼻から入れたの?』

 

おばあちゃん:『…(うなずく)』

 

鼻と口、両方から入れたんかーい笑い泣き

 

なんかね、認知症のせいなのか

質問の意味がわからないのか、

問いかけには、全てうなずく母あせる

 

すぐに担当医から呼ばれて

画像を見ながら説明を受ける。

 

母の胃・・・

 

恐ろしいほど・・・

 

きれいでしたー花火

 

こんな能天気で楽天家の私でさえ

毎年の胃カメラ検査では

“要経過観察”になるのよ。

 

人間生きていたら

何らかのストレスがあって

それが胃に出てくるわけよ。

 

でも、母の胃、

ただれやポリープ跡など

何一つありませんでしたニヤリ

 

ほんとに胃の標本かっ!?

っていうくらいきれいでした。

 

医師からも

『年齢から考えると非常にきれいです』

と言われ、薬も再受診の必要もなし

とのことOK

 

あぁ、母よ、

認知症になって

自分の家を出て施設に入って

さぞ、寂しい思いをしているだろう…

と、こっちの胃が痛くなるほど

心配していたんだよ汗

 

でも、認知症になって

5分前のこともすぐ忘れちゃうのは

案外、幸せなことなのかもしれない。

 

病院からの帰り、

検査のため朝食抜きだった母から出た

本日最初の発声は、

『お腹、空いた』

 

母よ、あなたの胃を見る限り

ストレスフリーで過ごせているようで

私は安心しました爆  笑