母が結婚してから50数年住んだ家を出て

本日、特養に入所しました。

 

昨夜、仕事帰りに実家に行くと、

一番長く来てくれていたヘルパーさんが

仕事外で夕食を持ってきてくれたようで

“お元気で過ごされますように”

と書かれたメモが残っていました。

 

母のことを気遣ってくれたご近所さんも

日中に来てくれたようで

かわいいぬいぐるみと

“お友達がたくさんできますように”

というメッセージカードがありました。

 

『お母さん、このうさぎちゃん

新しい施設に持って行こうね。

名前、何てつける?』

と聞いたら、

『うさぎちゃん!』だって爆  笑

 

特養に持って行くものには

すべてに記名をということなので

うさぎちゃんにお名前ワッペンを縫い付けました↓

 

朝、母を迎えに行き

朝ご飯を食べさせ、

新しい下着ときれいめなお洋服に

着替えさせました。

 

もう、このお世話を私がすることはないんだな。

 

玄関を出て、

『お母さん、おうちにバイバイしようバイバイ

と言うと

『もう帰ってこないの?どこに行くの?』

と聞く母。

数日前も昨夜も施設に入る話をしたけれど

やはり、何も覚えていないようですうずまき

 

それでも、私に促されるまま車に乗り込み

無言のまま施設に到着。

 

母が抗原検査をしている間、

私は別室で早速契約書類にサインです。

 

1時間かけて契約を終えると

母の入るお部屋を見せてくれました。

 

最上階(二階建ての二階ねてへぺろ)の

南向きのお部屋。

お日様が降り注いでいました晴れ

施設自体が新しいこともあって

部屋の設備も素晴らしかったですキラキラ

 

母の部屋には洗面台とトイレがついています↓

 

私も年を取ったら、こんな部屋に住みたいチュー

 

部屋で母と話をしていると

廊下に、ニコニコしたおばあちゃんが立っている。

 

『こんにちは!今日からお世話になります!』

と挨拶すると、無言でニコニコしています。

あぁ、認知症なんだなと思ったら

お隣のお部屋のかたでした。

お隣が優しそうな人で良かったおねがい

(母のバディになってくれそうな予感グッ

 

荷ほどきは職員さんがしてくれるというので

長居もできず、持参した写真立てを飾って

母にお別れをしました。

 

『お母さん、またね。』と言って

母をギュッとしました。

(母とハグをするなんて子供の頃以来じゃやないかな)

 

母は何も言いませんでしたが

少し泣きそうな顔をしていました。

 

今のこの気持ちを

どう表現したらいいんだろううずまき

 

これでもう、母の予定に合わせて

仕事のシフトを決めたり、

休みのたびに実家に行き

母の世話をしたり、

「ちゃんとごはん食べてるかな」

「一人で外に出てるんじゃないかな」

なんて心配する必要もなくなり、

私が家族と過ごす時間を取り戻せるのに

安堵や嬉しいという感情よりも

罪悪感にも似たうしろめたさを

感じてしまうのは何なんだろう汗

 

この気持ち、だんだんと慣れていくのかな。

 

面会はできないので、

とりあえずオンライン面会の予約取ろうっと音譜